データ ストアの変更

既存のデータ ストアは変更できますが、いくつかの制限があります。データ ストアの以下の詳細は変更できません。

データ ストアを変更する前の考慮事項:

以下の手順に従います。

  1. コンソールから[リソース]タブをクリックします。
  2. 左ペインから、[デスティネーション]に移動し、[復旧ポイント サーバ]をクリックします。
  3. デスティネーション:復旧ポイント サーバ]ページに、使用可能な復旧ポイント サーバのリストが表示されます。
  4. 復旧ポイント サーバを展開します。
  5. 復旧ポイント サーバに関連するデータ ストアのリストが表示されます。
  6. 以下のいずれかの操作を実行します。
  7. オプションのリストが表示されます。
  8. 変更]をクリックします。
  9. データ ストアの変更]ページが表示されます。
  10. 必要なフィールドを更新して、[保存]をクリックします。
  11. 復旧ポイント サーバ

    データ ストアが作成される復旧ポイント サーバを定義します。復旧ポイント サーバはすでにデフォルトで追加されています。

    データ ストア名

    データ ストア名を定義します。

    データ ストア フォルダ

    データ ストアが作成されるフォルダの場所を定義します。[参照]をクリックしてデスティネーション フォルダを選択します。

    注: 非デデュプリケーションおよびデデュプリケーション データ ストアについては、宛先のパスを空のフォルダにしてください。

    同時アクティブ ノードの制限

    データ ストアでの最大同時実行ジョブ数を指定します。

    デフォルト値: 4

    1 から 9999 までの値で指定します。値は、同時に実行できるジョブの数を示します。実行されるジョブがその数に達した場合、別のジョブはキューに置かれ、いずれかの実行中のジョブが完了した場合にのみジョブが開始できます。完了したジョブとは、完了、キャンセル、または失敗したジョブのことを指します。

    この数は、サーバ ノードではなく、ジョブの種類に適用されます。たとえば、値 5 は、5 つのバックアップ ジョブが実行されることを示します。5 つのバックアップ ジョブの後にスケジュールされたジョブはキューで待機しますが、ファイル システム カタログなどの別のジョブはサブミットできます。

    値が 16 または 32 より大きい場合は、ハードウェアの需要の増加に関する警告メッセージが表示されます。

    注: 数の制限は、アウトバウンドのレプリケーション ジョブにのみ影響を与えます。インバウンドのレプリケーション ジョブには影響ありません。数の制限はリストアまたは BMR ジョブには影響しません。そのようなジョブはキューに配置されません。

    デデュプリケーションの有効化

    このデータ ストアに対してデデュプリケーションが有効になっていることを指定します。Arcserve UDP は、ソース側とグローバルの両方の種類のデデュプリケーションをサポートします。ソース側デデュプリケーションは、重複したデータ ブロックが特定のエージェントからネットワーク上を移動することを防ぎます。グローバル デデュプリケーションは、ボリューム クラスタ レベルに基づいて重複したデータをすべてのクライアント マシンにわたって除外します。

    デデュプリケーション ブロック サイズ

    デデュプリケーション ブロック サイズを定義します。オプションは、4 KB、8 KB、16 KB、32 KB、および 64 KB です。デデュプリケーション ブロック サイズは推定デデュプリケーション容量にも影響を与えます。たとえば、デフォルトの 16 KB を 32 KB に変更した場合、推定デデュプリケーション容量は 2 倍になります。デデュプリケーション ブロック サイズを増加させると、デデュプリケーション パーセンテージが減少する場合があります。

    ハッシュ メモリの割り当て

    ハッシュを保持するために割り当てる物理メモリの量を指定します。このフィールドには、デフォルト値が入力されています。デフォルト値は、以下の計算に基づきます。

    RPS の物理メモリが 4 GB より小さい(または 4 GB と同じ)場合、ハッシュ メモリの割り当てのデフォルト値は RPS の物理メモリと同じです。

    RPS の物理メモリが 4 GB より大きい場合は、Arcserve UDP がこの時点の空きメモリを計算します。使用可能な空きメモリが現在 X GB であると仮定します。Arcserve UDP ではさらに以下の条件を確認します。

    例: RPS に 32 GB の物理メモリがあるとします。データ ストアの作成中に、オペレーティング システムおよび他のアプリケーションで 4 GB のメモリを使用しているとします。そのため、この時点の使用可能な空きメモリは 28 GB です。その場合、[ハッシュ メモリの割り当て]のデフォルト値は 22.4 GB (22.4 GB = 28 GB * 80%)です。

    ハッシュ デスティネーションは SSD (Solid State Drive) 上にある

    ハッシュ フォルダがソリッド ステート ドライブ上にあるかどうかを指定します。

    注: [ハッシュ デスティネーションはソリッド ステート ドライブ(SSD)上にあります]オプションが有効な場合は、ローカル SSD 上にハッシュ デスティネーションを設定します。

    データ デスティネーション

    実際の一意のデータ ブロックを保存するためのデータ デスティネーション フォルダを定義します。ソースのオリジナルのデータ ブロックを含む最も大きいディスクを使用します。

    注:データ デスティネーション]パスには空のフォルダを指定してください。

    インデックス デスティネーション

    インデックス ファイルを保存するためのインデックス デスティネーション フォルダを定義します。デデュプリケーション処理を改善するには、別のディスクを選択してください。

    注:インデックス デスティネーション]パスには空のフォルダを指定してください。

    ハッシュ デスティネーション

    ハッシュ データベースを保存するためのパスを定義します。Arcserve UDP では、SHA1 アルゴリズムを使用して、ソース データのハッシュを生成します。ハッシュ値はハッシュ データベースによって管理されています。高速 SSD (ソリッド ステート ドライブ)を選択すると、デデュプリケーション容量が増加し、必要なメモリ割り当てが減少します。ハッシュ パフォーマンス向上のため、SSD ボリュームをボリューム クラスタ サイズ 4 KB の NTFS ファイル システムとしてフォーマットすることをお勧めします。

    注:ハッシュ デスティネーション]パスには空のフォルダを指定してください。

    注: 以下の 4 つのフォルダには同じパスを指定できません: データ ストア フォルダ、[データ デスティネーション]、[インデックス デスティネーション]、および[ハッシュ デスティネーション]

    圧縮の有効化

    データの圧縮設定が有効になっていることを指定します。

    圧縮タイプ

    標準的な、または最大の圧縮タイプを使用するかどうかを指定します。

    圧縮は、ディスクの使用量を減らすためによく使用されますが、CPU 使用率が増加するため、バックアップ速度が低下するという影響があります。要件に応じて、3 種類のオプションから 1 つを選択できます。

    注: 詳細については、「圧縮タイプ」を参照してください。

    暗号化の有効化

    暗号化設定が有効になっていることを指定します。このオプションを選択する場合、暗号化パスワードの指定と確認が必要です。

データ ストアが更新されます。