SQL データベースが完全復旧モードの場合にログの切り捨てを有効にする方法
現象
フル モードのデータベースでフル データベース バックアップを実行した場合に、SQL トランザクション ログを切り捨てることができません。
解決策
この問題を解決するには、Arcserve UDP が BACKUP LOG コマンドを実行してトランザクション ログをバックアップできるようにレジストリ値を 2 つ追加します。このコマンドは、データベース ファイルにすでに書き込まれている領域を再利用可能としてマークします。
レジストリ値を追加するには、以下の手順に従います。
- 以下のコマンドを使用して、エージェント マシンでレジストリ エディタを開きます。
- エージェント ベースまたはエージェントレスのどちらのバックアップであるかに応じて、以下のキーに移動します。
- 32 ビット/64 ビットの両方の OS に対するエージェント ベース バックアップの場合は、エージェント マシン上で以下のキーに移動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\AFBackupDll
- Arcserve UDP v6.5 Update 2 よりも前のバージョンを使用している場合、エージェントレス バックアップでは以下のキーに移動します。プロキシ サーバ上でバックアップする VM 内でレジストリ テーブル値を作成します。レジストリ テーブル キーが利用できない場合は、完全なキー パスを作成します。
- 32 ビット OS:
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\AFBackupDll
- 64 ビット OS:
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WoW6432Node\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\AFBackupDll
- 以下の 2 つのレジストリ値を作成し、両方の値を 1 に設定します。
regedit
- BackupSQLLog4Purge という名前の dword 値
- ForceShrinkSQLLog という名前の dword 値
- レジストリ値が追加されました。
次のパージ ジョブが発生すると、解決策が有効になります。