Arcserve UDP エージェント サービスの実行が遅い

Windows オペレーティング システムで該当

現象 1:

Arcserve UDP エージェント システム上の Arcserve UDP エージェント サービスの実行が遅い。以下のような症状が検出されます。

解決策 1:

さまざまな環境上の環境設定では、Arcserve UDP エージェント サービスが著しく CPU 時間を占有していたり、応答が遅いことを検出する場合があります。デフォルトでは、Tomcat は一定のメモリ量をノードに割り当てるように設定されていますが、お使いの環境には適していない場合があります。この問題を検証するには、以下のログ ファイルを確認します。

<D2D_home>\TOMCAT\logs\casad2dwebsvc-stdout.*.log

<D2D_home>\TOMCAT\logs\casad2dwebsvc-stder.*.log

<D2D_home>\TOMCAT\logs\catalina.*.log

<D2D_home>\TOMCAT\logs\localhost.*.log

以下のメッセージを探します。

java.lang.OutOfMemoryError

この問題を修正するには、割り当てられるメモリの量を増加させます。

メモリを増やすには、以下の手順に従います。

  1. レジストリ エディタを開いて、以下のキーを選択します。
  2. x86 オペレーティング システムの場合

    x64 オペレーティング システムの場合

  3. 以下のいずれかのオプションを使用します。
  4. Arcserve UDP エージェント サービスを再起動します。

症状 2

スケジュールされたバックアップがスキップされ、実行を停止します。

解決策 2

同時バックアップの MAX 値を 20 以下に設定している場合、以下の手順を実行します。

  1. 以下の DWORD の値を増加させます。
  2. JvmMx=256

  3. 注:この DWORD は解決策 1 で参照されています。
  4. Options の値に以下を追加します。
  5. -XX:MaxPermSize=128M

  6. 注:この DWORD は解決策 1 で参照されています。

同時バックアップの MAX 値を 20 より大きく 50 より小さい値に設定している場合、以下の手順を実行します。

  1. 以下の DWORD の値を増加させます。
  2. JvmMx=512

  3. 注:この DWORD は解決策 1 で参照されています。
  4. Options の値に以下を追加します。
  5. -XX:MaxPermSize=256M

  6. 注:この DWORD は解決策 1 で参照されています。