Oracle データベースの前提条件の確認
Oracle データベースを一貫性のあるデータでバックアップするには、Redo ログをアーカイブするように ARCHIVELOG モードが有効になっていることを確認します。
注: データ ボリュームには、Oracle データ ファイル、制御ファイル、サーバ パラメータ ファイル、およびオンライン Redo ログが含まれている必要があります。アーカイブ Redo ログは、物理的に別のボリュームに配置する必要があります。
ARCHIVELOG モードが有効かどうかを確認するには、以下の手順に従います。
- SYSDBA 権限を持つ Oracle ユーザとして Oracle サーバにログインします。
- SQL*Plus のプロンプトで以下のコマンドを入力します。
- 現在のインスタンスのアーカイブ ログ設定が表示されます。
- 以下の設定を行います。
- ARCHIVELOG モードを開始します。
ARCHIVE LOG LIST;
Database log mode: Archive Mode
Automatic archival: Enabled
注: ARCHIVELOG モードが有効でない場合は、ARCHIVELOG モードを開始してデータベースをバックアップします。
ARCHIVELOG モードを開始するには、以下の手順に従います。
- Oracle Server が稼働中の場合はシャットダウンします。
- 以下のステートメントを Oracle で実行します。
- デフォルトでは、アーカイブ ログはフラッシュ リカバリ領域に書き込まれます。フラッシュ リカバリ領域にアーカイブ ログを書き込まない場合は、LOG_ARCHIVE_DEST_n パラメータを、アーカイブ ログを書き込む場所に設定できます。
- 現在のインスタンスのアーカイブ ログ設定が表示されます。
- 以下の設定を行います。
CONNECT SYS/SYS_PASSWORD AS SYSDBA
STARTUP MOUNT;
ALTER DATABASE ARCHIVELOG;
ALTER DATABASE OPEN;
SQL>ALTRE SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_1='LOCATION=e:\app\administrator\oradata\<oracle_database_name>\arch' SCOPE= BOTH;
システムが変更されました。
SQL> ARCHIVE LOG LIST;
Database log mode: Archive Mode
Automatic archival: Enabled
Archive destination: E:\app\oracle\oradata\<oracle_database_name>\arch
Oldest online log sequence: 21
Current log sequence: 23
Oracle VSS ライタ サービスが開始され、正常に機能しています。
注: Oracle VSS Writer サービスが実行されていない場合、Arcserve UDP エージェント(Windows)は、スナップショットを作成する前に自動的にサービスを開始します。
- Arcserve UDP エージェント(Windows)がインストールされ、プランがスケジュールされます。
バックアップに関するすべての Oracle データ ファイル、サーバ パラメータ ファイル、制御ファイル、アーカイブ REDO ログ、およびオンライン REDO ログが含まれているボリュームを選択したことを確認します。
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サポートされているオペレーティング システム、データベース、およびブラウザが含まれている「動作要件」を確認します。
ディザスタ リカバリ用の BMR を実行する場合は、システム ボリュームと、すべての Oracle インストール ファイルが含まれているボリュームを選択したことを確認します。