Arcserve UDP エージェント ライブ CD を使用したインスタンスの起動
Amazon EC2 で Linux インスタンスに対して BMR を実行する前に、Arcserve UDP エージェント ライブ CD を使用して BMR ターゲット インスタンスを起動する必要があります。ターゲット BMR インスタンスの準備ができたら、インスタンスの IP アドレスを取得し、IP アドレスを使用して BMR ジョブを実行できます。
以下の手順に従います。
- 自分のアカウントで EC2 管理コンソールにログインし、[Launch Instance (インスタンスの起動)]を選択します。
- Community AMIs で、Amazon マシン イメージ(AMI)を選択します。
Community AMIs でライブ CD AMI を検索するには、Arcserve_UDP_Agent_Linux-LiveCD を使用します。
注:
- リストアするバックアップ ソース ノードが PVM である場合は、インスタンスを起動するのに Arcserve_UDP_Agent_Linux-LiveCD-PVM-UDP$version AMI を選択します。
- リストアするバックアップ ソース ノードが HVM またはその他のターゲット マシンである場合は、インスタンスを起動するのに Arcserve_UDP_Agent_Linux-LiveCD-HVM-UDP$version AMI を選択します。
- Arcserve_UDP_Agent_Linux-LiveCD-*-UDP6.5 は UDP 6.5 および UDP 7.0 に適用されます。
- Arcserve_UDP_Agent_Linux-LiveCD-PVM-UDP7.1 は、UDP 7 Update 1 と UDP 7 Update 2 の両方に適用できます。
- [Launch Instance (インスタンスの起動)]ウィザードで、必要なインスタンス タイプを選択します。
- 他のインスタンスを起動する際のインスタンスの詳細を設定します。たとえば、ネットワーク、サブネット、パブリック IP の自動割り当てを行うかどうかなどです。
- 以下の手順に従って、インスタンスにストレージを追加します。
- リストアするバックアップ ソース ノードのディスク番号やディスク サイズなどのディスク情報を取得します。ディスク情報は、BMR ジョブを実行するためにリストア ウィザードで復旧ポイントを選択すると取得できます。
- バックアップ ソース ノードのルート ディスク サイズと一致するように、ルート ボリューム サイズを拡張します。バックアップ ソース ノードのディスク数の方が多い場合は、他のディスクを追加できます。
- BMR ターゲット インスタンスのタグを追加します。
- 以下の手順に従って、BMR ターゲット インスタンスのセキュリティ グループを設定します。
- SSH タイプの新しいセキュリティ グループを作成します。
- BMR ターゲット インスタンスの安全性を高めるには、ソースに対して、新しく作成されたルールで BMR ターゲット インスタンスに到達するトラフィックを決定するカスタム モードを選択します。BMR ターゲット インスタンスが Linux サーバ用の Arcserve UDP エージェントにアクセスできるが、他のインターネット マシンにはアクセスできないように、CIDR 形式のカスタム ソースを指定します。
- たとえば、Linux サーバ用の Arcserve UDP エージェントの IP が 172.31.X.X である場合、ソースを 172.31.0.0/16 または 172.0.0.0/8 として指定します。
- インスタンスの詳細を確認し、[起動]をクリックします。
- [Select an existing key pair or create a new pair (既存のキー ペアを選択するか、新しいペアを作成する)]ダイアログ ボックスが表示されます。
- このダイアログ ボックスで、[キー ペアなしに続行]オプションをオンにし、[Launch Instance (インスタンスの起動)]をクリックします。
- BMR ターゲット インスタンスを使用する準備ができたら、インスタンスの説明でプライベート IP を取得します。
ターゲット マシンの IP アドレスが取得されました。
重要:この IP アドレスを記録しておいてください。BMR ターゲット インスタンスの詳細を指定する必要がある場合に、リストア ウィザードで使用します。