インストール ウィザードを使用した Arcserve UDP エージェント(Windows)のインストール
このセクションでは、インストール ウィザードを使用して、ローカル システム上に Arcserve UDP エージェント(Windows)をインストールする方法を説明します。インストール ウィザードは、インストール プロセスの手順を指示する対話型アプリケーションです。
以下の手順に従います。
- Arcserve Web サイトから、または製品 CD を使用して Arcserve UDP エージェント(Windows)インストール パッケージ(arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Windows.exe)にアクセスします。
- Notes:
- Web サイトからダウンロードしたインストール パッケージを使用してインストールを実行する場合、パッケージのコンテンツはユーザのローカル システムに抽出されます。
- サポートされているオペレーティング システムの英語以外のものが検出された場合、製品をインストールする際に言語を選択する必要があります。
- [使用許諾契約]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [使用許諾契約]ダイアログ ボックスで使用許諾契約の条件を確認して同意し、[次へ]をクリックします。
[インストールの種類]ダイアログ ボックスが開きます。
- インストール可能なコンポーネントから Arcserve Unified Data Protection - エージェントを選択します。
Arcserve Unified Data Protection - エージェントは Arcserve UDP エージェントのみをインストールします。
Arcserve Unified Data Protection - フルのインストール方法については、「ソリューション ガイド」の「セットアップ ウィザードを使用した Arcserve UDP のインストール」を参照してください。
Arcserve Unified Data Protection - フルでは、Arcserve UDP コンソール、復旧ポイント サーバ、およびエージェントをインストールします。
- Arcserve UDP エージェント(Windows)変更トラッキング ドライバをインストールするかどうかを指定し、[次へ]をクリックします。
- このドライバがインストールされていないと、Arcserve UDP エージェント(Windows)は確認/増分バックアップを実行できません。
- ローカル バックアップを実行するには、このドライバがインストールされた状態で、有効な Arcserve UDP エージェント(Windows)ライセンスが存在している必要があります。
- このエージェントが仮想スタンバイ モニタまたはホスト ベース VM バックアップ プロキシ サーバとして使用されている場合、このドライバは必要ありません。
デフォルトでは、このオプションが選択されています。
注: このドライバはインストールの完了後にいつでもインストールできます。これには、<Arcserve Agent install folder>\Engine\BIN\DRIVER から InstallDriver.bat ユーティリティを実行します。
[インストール フォルダ]ダイアログ ボックスが表示されます。
- Arcserve UDP エージェント(Windows)をインストールする場所を指定または参照し、[次へ]をクリックします。
デフォルトの場所: C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\
注: Arcserve UDP エージェント(Windows)インストール時に、一部のファイルはデフォルトの場所にインストールされません。これらのファイルの完全なリストについては、「デフォルト以外の場所へのファイルのインストール」を参照してください。
[環境設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [環境設定]ダイアログ ボックスに、以下の情報を入力します。
- Web 通信プロトコルとして HTTP または HTTPS を使用するかどうかを指定します。
- エージェントのポート番号を指定します。このポート番号は、Web ベースの UI に接続する際に使用されます。
- Windows 管理者の名前とパスワードを入力します。
- すべてのユーザ用の Arcserve UDP エージェント モニタを表示するか、または現在のユーザのみに Arcserve UDP エージェント モニタを表示するかを指定します。
注: 通信プロトコルはインストール後にいつでも変更することができます。コンポーネント間でやり取りされる情報(パスワードを含む)のセキュリティを考慮する必要がある場合は、このオプションを選択して、使用するプロトコルを Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS)に変更できます。アンダースコア(_)文字を含むホスト名に対して SSL プロトコルを使用するには、Arcserve UDP エージェントまたはコンソールを使用する前に、次のバッチ ファイルを手動で実行する必要があります。
Arcserve UDP エージェント: INSTALLDIR \Management\BIN\changeToHttps.bat
Arcserve UDP コンソール: INSTALLDIR\Management\BIN\changeToHttps.bat
デフォルト値: 8014。
注: Arcserve UDP エージェント(Windows)のインストールで利用可能なポート番号は 1024 ~ 65535 です。指定したポート番号が空いていて利用可能であることを確認してください。セットアップでは、利用可能でないポートでは Arcserve UDP エージェント(Windows)をインストールできません。
- [次へ]をクリックします。
- [ファイアウォールの例外]ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスには、Arcserve UDP エージェント(Windows)用の例外として Windows ファイアウォールに登録されるサービスおよびプログラムのリストが表示されます。
注: Arcserve UDP エージェント(Windows)の設定や管理をリモート マシンから実行する場合、ファイアウォールの例外に登録する必要があります。
- [インストール]をクリックして、インストール プロセスを開始します。
- [インストールの進捗状況]ダイアログ ボックスが開き、インストールのステータスが表示されます。インストールが完了すると、[インストール レポート]のサマリ ダイアログ ボックスが表示され、自動的に製品の環境設定が実行されます。
- (オプション)[更新を今すぐ確認する]チェック ボックスを選択すると、最後のリリースから製品更新があったかどうかを確認することができます。
このオプションは、デフォルトでオンになっています。
- (オプション)表示されているリンクをクリックし、ダウンロード手順に従うことにより、Arcserve UDP Agent for Linux をインストールすることもできます。
- [完了]ボタンをクリックします。
- 更新の確認時には[更新の確認]ダイアログ ボックスが表示され、このダイアログ ボックスで、Arcserve サーバまたはステージング サーバから更新をダウンロードできます。
- [更新のダウンロードおよびインストール]をクリックします。
- [完了]をクリックします。
- システムの再起動が必要であることを伝え、再起動を今すぐ実行するか後で実行するかを尋ねるアラート メッセージが表示されます。
- 再起動が完了すると、Arcserve UDP エージェント(Windows)はローカル システムにインストールされています。
- 注: [スタート]メニューまたは Arcserve UDP エージェント(Windows)モニタのいずれかから Arcserve UDP エージェント(Windows)にアクセスできます。
- インストールの完了後に、ブートキット ウィザード ユーティリティを使用して、BMR ISO のイメージを作成することをお勧めします。BMR ISO のイメージの詳細については、「ブート キットの作成方法」を参照してください。