スクリプトを使用して MySQL データベースをバックアップおよびリストアする
MySQL データベースのバックアップを実行するために、以下のスクリプトを使用できます。スクリプトを実行するときに、バックアップを実行するためにデータベースを停止する必要はありません。
- Arcserve_MySql_PreBackup_script.bat: このスクリプトは、開いているテーブルをすべて閉じます。次にグローバル読み取りロックを使用して、すべてのデータベースの全テーブルをロックします。
- Arcserve_MySql_PostSnapshot_script.bat: このスクリプトは、すべてのロックを解放します。
- Arcserve-MySQl-pre-post-snapshot-conf.bat: このスクリプトは、データベースの詳細(ホスト名、DB ユーザ名、DB パスワード、ポート)を取得することができます。
スクリプトを使用するには、以下の手順に従います。
- 7 つのファイルを含む UDP-MySQL-Windows-scripts.zip を展開します。
- すべてのファイルをエージェント インストール フォルダの BIN フォルダに配置します。デフォルトのエージェントのインストールの場所は「C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\」です。
- Arcserve-MySQl-pre-post-snapshot-conf.bat に MySQL データベースの詳細(ホスト名、DB ユーザ名、DB パスワード、ポート)を提供します。
- UDP コンソールからエージェント ベース プランを設定し、MySQL ノードをソースとして選択します。
-
- アクティビティ ログで、スクリプトの実行前後のステータスを確認します。ArcserveMySQLPrepost.log および ArcserveMySQLReadLock.log ファイルは、「C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\Logs」にあります。
MySQL データベースのリストア
- MySQL サービスを停止します。
- 元の場所にリストアするには、以下の手順に従います。
- 現在の「MySQL\data\」フォルダからファイルとディレクトリを削除します。
- データベース フォルダを復旧ポイントから「MySQL\data\」フォルダにリストアします。
- MySQL サービスを開始します。
- 注: ここで提供されている手順は、単一のデータベースだけでなく MySQL サーバの全体のデータをリストアすることができます。
Arcserve-MySQl-pre-post-snapshot-conf.bat の変更
Arcserve-MySQl-pre-post-snapshot-conf.bat ファイルで使用できる以下の 2 つの環境設定パラメータを編集します。
- set AMSQLREADLOCKTIMEOUT=25 // MySQL データベース サーバで読み取りロックを取得するためのタイムアウト パラメータ(分単位)
- set AMSQLREADLOCKRETRY=3 // カウントを再試行して <in pre-script> で読み取りロックを取得し、<in pos-script> で読み取りロックを削除する
注: 読み取りロックが "AMSQLREADLOCKTIMEOUT" 分以内に成功しなかった場合、バックアップは失敗します。