レジストリ キーによるリストア モード
このセクションでは、レジストリ キーを使用してリストア モードを使用する方法について説明します。この方法では、Filestream が有効なデータベースを別のインスタンス(INS1_FSE)にリストアします。
バックアップが正常に完了したら、VSSWrap フォルダに DWORD の 32 ビット値のレジストリ キー(WithoutPITNoAutoRecovery)を追加し、値を 1 に設定します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\VSSWrap\
以下の手順に従います。
- データベースを別のインスタンスにリストアするには、SqlRestore.ini ファイルを開き、必要に応じてフォルダの場所を変更します。
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- エージェントの[リストア]ページで、リストアするデータベースを選択し、[次へ]をクリックします。
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- [リストア オプション]画面で、[別の場所にリストアする]を選択し、インスタンスを参照します。
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- データベース名を変更するには、[新しいデータベース名]テキスト領域をクリックし、新しい名前を入力します。たとえば、SFS_SFG の名前を SFS_SFG_UDP に変更します。
- 注: [ファイルの別の場所]では一時フォルダが選択されます。この場所で、SqlRestore.ini ファイルで定義された場所へのファイルのリストアが処理されます。
- 設定が正しいことを確認し、[完了]をクリックして、リストア プロセスを開始します。
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- アクティビティ ログには、変更されたデータベース名と共にリストアのステータスが表示されます。
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場合によっては、ジョブが正常に完了した後でも、データベースが引き続きリストア中として表示されます。
データベースをリストア モードではなくするには、以下の手順に従います。
- データベースを右クリックし、[新しいクエリ]を選択します。
- ウィンドウがポップアップし、リストアされたインスタンスに接続されます。
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- クエリ ウィンドウで、以下のクエリを実行します。
- RESTORE DATABASE [データベース名] WITH RECOVERY
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- データベースがリストア モードではなくなります。
- 注: レジストリの使用中にデータベース ファイルの名前の変更に失敗した場合、プライマリ フォルダには新しい名前が表示されますが、MDF、NDF、LDF などのデータベース ファイルには元のデータベース名が表示されます。
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