圧縮
バックアップには圧縮が使用されます。圧縮は、通常ディスク容量の使用率を減らすために実行されますが、CPU 使用率が増加するため、バックアップ速度が低下するという影響があります。
使用可能なオプションは、以下のとおりです。
圧縮なし
このオプションを使用すると、CPU 使用率は最も低くなります (最も高速で動作します)。ただし、バックアップ イメージのディスク容量の使用率は最大になります。
標準圧縮
一般的な圧縮が実行されます。このオプションを使用すると、CPU 使用率とディスク容量使用率のバランスを適度に調節します。これはデフォルトの設定です。
最大圧縮
最大圧縮が実行されます。このオプションを使用すると、CPU 使用率が最も高くなります(最も低速で動作します)。ただし、ディスク容量の使用率は、最小になります。
注:
- バックアップ イメージに圧縮できないデータ(JPG イメージ、ZIP ファイルなど)が含まれている場合、それらのデータを処理するために追加のストレージ容量を割り当てる必要が生じることがあります。そのため、圧縮オプションを選択しており、バックアップに圧縮可能でないデータがある場合、ディスク容量の使用率が増大する場合があります。
- 圧縮レベルを「圧縮なし」から「標準圧縮」または「最大圧縮」にした場合、あるいは「標準圧縮」または「最大圧縮」から「圧縮なし」に変更した場合、圧縮レベルの変更後に実行される最初のバックアップは自動的にフル バックアップになります。フル バックアップを実行した後、それ以降のすべてのバックアップ(フル、増分、検証)はスケジュールどおりに実行されます。
- このオプションはローカルまたはリモート共有のデスティネーションにのみ使用可能です。Arcserve UDP エージェントがデータ ストアにバックアップされる場合、圧縮設定は変更できません。
- デスティネーションの空き容量が足りない場合、バックアップの圧縮設定を高くすることを検討してください。このオプションはローカルまたはリモート共有のデスティネーションにのみ使用可能です。Arcserve UDP エージェントがデータ ストアにバックアップされる場合、圧縮設定は変更できません。