Windows 2003 R2 64 ビットをバックアップ プロキシとして使用する場合にホスト ベースのエージェントレス バックアップがクラッシュする
Windows 2003 R2 64 ビットをバックアップ プロキシとして使用する場合に VMware VM 用ホスト ベースのエージェントレス バックアップがクラッシュする
VMware で有効
現象
Windows 2003 R2 64 ビット マシンが VMware VM を保護するバックアップ プロキシ サーバとして使用される場合、バックアップ ジョブがクラッシュする可能性があります。バックアップ ジョブのデバッグ ログ ファイルには、以下のようなエラー メッセージが表示されます。
[2016/01/21 10:18:11:316 00 03820 03336 ] [VDDKLOG] VixDiskLib: VixDiskLib_OpenEx: Open a disk.{AFBackend.exe::AFBackupVirtual.dll(1746.0)}
[2016/01/21 10:18:11:316 00 03820 03336 ] [VDDKLOG] VixDiskLibVim: VixDiskLibVim_GetNfcTicket: Get NFC ticket for [datastore1 (3)] VMname/VMware_1.vmdk.{AFBackend.exe::AFBackupVirtual.dll(1746.0)}
[2016/01/21 10:19:11:691 00 03820 03336 ] [VDDKLOG] VixDiskLibVim: Error 18000 (listener error GVmomiFaultInvalidResponse).{AFBackend.exe::AFBackupVirtual.dll(1746.0)}
[2016/01/21 10:19:11:691 00 03820 03336 ] [VDDKLOG] VixDiskLibVim: Login failure.Callback error 18000 at 2439.{AFBackend.exe::AFBackupVirtual.dll(1746.0)}
[2016/01/21 10:19:11:691 00 03820 03336 ] [VDDKLOG] VixDiskLibVim: Failed to find the VM.Error 18000 at 2511.{AFBackend.exe::AFBackupVirtual.dll(1746.0)}
解決策
Arcserve UDP バージョン 7.0 には、VMware VDDK 6.x が組み込まれています。ただし、VDDK 6.x は Windows 2003 R2 を公式にサポートしていません。回避策として、以下のいずれかのオプションを使用できます。
- VDDK 6.x で正式にサポートされているプロキシ(Windows 2008 R2、Windows 2012、Windows 2012 R2 のプロキシなど)の使用に切り替えます。
- 組み込みの VDDK 6.x を UDP 7.0 でもサポートされている VDDK 5.5 に置き換えます。VDDK を置き換える方法の詳細については、「Arcserve UDP の組み込みのバージョンと異なるバージョンの VDDK を適用する方法」を参照してください。