Active Directory グループを使用して Arcserve UDP 8.0 と Active Directory を統合する方法

Arcserve UDP 8.0 の役割ベースの管理では、デフォルトで AD （Active Directory）機能が有効ではないユーザレベル権限を許可できます。ただし、Arcserve UDP 8.0 の WSO2 Carbon プラットフォームでは、セカンダリ ユーザ ストアを持つ AD グループがサポートされません。AD グループを Arcserve UDP 役割として設定し、AD グループのメンバに自動的に権限を割り当てるのに役立つ、Arcserve UDP 8.0 の拡張機能を有効化できます。

以下の手順に従います。

1. Arcserve UDP の以下のインストール パスに移動し、carbon.xml ファイルを開きます。
2. …\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Management\IdentityServer\repository\conf\carbon.xml
2. 以下のスクリーンショットのように、carbon.xml ファイルから、<! -- および --> を使用して HideMenuItemIds のコンテンツを無効化します。
3. 
3. carbon.xml ファイルを保存し、Arcserve UDP 管理サービスを再起動します。
4. 以下のリンクを使用してユーザ管理コンソールを開きます。
5. https://localhost:8015/carbon
6. ［Arcserve UDP 役割ベース アクセス制御管理ホーム］ページが表示されます。
7. 
5. 左側のペインにある［User Store Management （ユーザ ストア管理）］オプションをクリックします。
6. ［User Store Management （ユーザ ストア管理）］ページが表示されます。
6. ［Add Secondary User Store （セカンダリ ユーザ ストアの追加）］をクリックします。
7. 
8. ［User Store Manager （ユーザ ストア マネージャ）］ページが表示されます。
7. ドロップダウン リストから必要な［User Store Manager Class （ユーザ ストア マネージャ クラス）］オプションを選択し、［Domain Name （ドメイン名）］フィールドにドメイン名を入力します。
8. 必要に応じて、［Define Properties For （プロパティの定義）］および［Optional （オプション）］グループのフィールドに詳細を入力します。
9. 以下のスクリーンショットは、詳細を入力した後の［User Store Manager （ユーザ ストア マネージャ）］ページの例です。
10. 
9. ［追加］をクリックします。
10. ［UDP User Management （UDP ユーザ管理）］ダイアログ ボックスが表示されます。
10. ［OK］をクリックします。
11. ［User Store Management （ユーザ ストア管理）］ページが表示され、追加されたセカンダリ ユーザ ストアが表示されます。
12. 
13. 注： セカンダリ ユーザ ストアが表示されない場合は、ブラウザを更新します。
11. （オプション）ユーザと役割のリストを表示するには、左側のペインから［ユーザおよび役割］オプションをクリックします。
12. 注： AD を使用して、ドメインで役割を定義する必要があります。
12. UDP 役割権限を追加するには、以下の手順を実行します。
    1. AD ユーザまたは AD グループを選択します。
    2. 利用可能な役割のリストから役割を割り当てます。
    3. ［役割の表示］をクリックします。
    4. ［ユーザの役割リスト］ページが表示されます。
    5. 
    4. ［権限］をクリックします。
    5. 権限のリストが表示されます。
    6. 
    5. 必要に応じて、［権限］を選択します。

これで、割り当てられた権限でセカンダリ ユーザが Arcserve UDP コンソールにログインできるようになりました。