仮想スタンバイ バックアップ(VSB)用に VDDK を手動で変更
VDDK は、手動で変更するか、Windows バッチ ファイルを使用して変更できます。このトピックでは、両方のオプションの手順について説明します。
考慮事項:
- インスタント VM およびアシュアード リカバリ テストの場合は、回復用サーバまたはプロキシ サーバでこの操作を実行する必要があります。
- VMware への VSB の場合、専用エージェント サーバを VSB モニタとして使用し、プロキシ モードで VSB タスクを設定します。次に、VSB モニタ サーバ上で VDDK をバージョン 5.5 に手動で切り替えます。
- MSP プランまたはクロスサイト プランで VSB タスクが設定されている場合は、RPS サーバ上の VDDK をモニタ サーバが存在しないものとして切り替えます。その結果、この RPS サーバは、ホスト ベース エージェントレス バックアップ タスクのプロキシ サーバとして使用することはできません。
VDDK を手動で変更するには、以下の手順に従います。
- 管理アカウントまたは管理権限のあるアカウントを使用して、Arcserve UDP エージェントがインストールされているコンピュータにログインします。
- VDDK フォルダの名前を VDDK6.7 に変更します。
- 以下のデフォルトの場所にある VDDK5.5 フォルダの名前を VDDK に変更します。
- C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\engine\BIN
- 注: BIN フォルダの場所は、Arcserve UDP エージェントをインストールした場所に応じて異なる場合があります。
- 以下のコマンドを実行して、サービスの状態を確認します。
- 注: サービスを削除する場合は、サービスが実行中以外の状態である必要があります。
- sc query vstor2-mntapi20-shared
- サービスが存在しない場合は、以下の手順を使用して削除します。サービスが実行中の場合は、次の手順を使用してを削除する前に、以下のコマンドを実行してサービスを停止します。
- sc stop vstor2-mntapi20-shared
- 以下のコマンドを実行して、サービスを削除します。
- sc delete vstor2-mntapi20-shared
- 以下のコマンドを実行して、サービスが正常に削除されていることを確認します。
- sc query vstor2-mntapi20-shared
- 注: サービスの状態が STOP_PENDING である場合は、マシンを再起動します。
Windows バッチ ファイルを使用して VDDK を変更するには、以下の手順に従います。
- 管理アカウントまたは管理権限のあるアカウントを使用して、Arcserve UDP エージェントがインストールされているコンピュータにログインします。
- 以下のデフォルトの場所から ChangeToVDDK55.bat ユーティリティ ツールを起動します。
- C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\engine\BIN
- 注: BIN フォルダの場所は、Arcserve UDP エージェントをインストールした場所に応じて異なる場合があります。
- 新しいジョブが起動された後、VDDK 5.5 がインストールされます。