Point-in-Time リストアの実行

1. ファイル PIT.EXE を実行します。
2. Point-In-Time コマンド ライン ユーティリティが表示され、PIT$ コマンド プロンプトが表示されます。
3. 詳細については、「Point-In-Time コマンド ライン ユーティリティの理解」を参照してください。
2. コマンド プロンプトから、set pitbackup=1 を実行します。
3. Point-In-Time バックアップが有効になります。
3. Arcserve UDP コンソールから、SQL データベースのバックアップを実行します。
4. N の復旧ポイントが作成されます。
4. 以下のファイルが Catalog フォルダに作成されたことを確認してください。
   1. SQL Server インスタンス名が MSSQLSERVER （デフォルト インスタンス名）の場合
      1. _<DatabaseName>.idx.pit
      2. 固定サイズの時間ポイントの要約が含まれます。
      2. _<DatabaseName>.cat.pit
      3. 可変サイズの時間ポイントの詳細が含まれます。
      3. _<DatabaseName>.map.pit
      4. 内部文字列と内部文字列識別子のマッピングが含まれます。
   2. SQL Server インスタンス名が MSSQLSERVER 以外（デフォルト インスタンス名ではない）の場合
      1. <SQLInstanceName>_<DatabaseName>.idx.pit
      2. 固定サイズの時間ポイントの要約が含まれます。
      2. <SQLInstanceName>_<DatabaseName>.cat.pit
      3. 可変サイズの時間ポイントの詳細が含まれます。
      3. <SQLInstanceName>_<DatabaseName>.map.pit
      4. 内部文字列と内部文字列識別子のマッピングが含まれます。
5. Arcserve UDP コンソールから、もう一度 SQL データベースのバックアップを実行します。
6. N + 1 の復旧ポイントが作成されます。
6. コマンド プロンプトから、set pitrestore=1 を実行します。
7. Point-In-Time リストアが有効になります。
7. N+1 のバックアップ セッションの時間ポイント情報を表示するには、コマンド プロンプトで以下の SQL クエリを実行します。
   1. Query <SQLInstanceName>\<DatabaseName> <BackupDestination>\Catalog\<N+1 backup session folder name>
   2. バックアップのすべての時間ポイントの要約が表示されます。
8. コマンド プロンプトから、set pittime=”<MM/DD/YYYY HH:MM:SS:ss>" を実行します。
9. Arcserve UDP コンソールから、N の復旧ポイントを使用して元の場所へのデータベース レベル リストアを実行します。
10. Point-In-Time リストアが正常に完了します。データベースに期待されるデータがリストアされていることを確認します。