VMware 仮想マシンのバックアップ ジョブが失敗する
VMware VM で有効
現象
VMware 仮想マシンをバックアップすると、アクティビティ ログの以下のいずれかのエラー メッセージによってバックアップ ジョブが失敗します。
または
解決策
最初のエラーには複数の理由が考えられます。[VM 内の Microsoft VSS]オプションを選択したが、以下に該当する場合。
- 必要な認証情報を使用して VM を更新しなかった。
- 認証情報が正しくない。
- VMware Tools がインストールまたは更新されていない。
この場合、Arcserve UDP は新しいスナップショット方式を使用するために、仮想マシンに必要なツールを展開できません。
このエラーを解決するには、正しい認証情報で仮想マシンを更新します。VMware Tools が更新され、仮想マシンで実行されていることを確認します。確認後に、バックアップ ジョブを再サブミットします。
解決策
2 番目のエラーは、以下のシナリオで発生する場合があります。以前のバックアップ ジョブでは、[VM 内の Microsoft VSS]オプション使用していた。現在は、[VMware Tools]オプションを使用する必要があるが、仮想マシンの認証情報が変更されているか(たとえば、ゲスト OS のパスワードを変更したが、コンソールで仮想マシン ノードを更新しなかった場合)、または VMware Tools が何らかの理由で実行されていない。このような場合、Arcserve UDP は新しいスナップショット方式を使用するために、(以前のバックアップ ジョブによって展開された)ツールを仮想マシンから展開解除できません。
このエラーを解決するには、以下のいずれかの手順を実行します。
- 正しい認証情報で仮想マシンを更新します。VMware Tools が更新され、仮想マシンのゲスト OS で実行されていることを確認します。確認後に、バックアップ ジョブを再サブミットします。
- 仮想マシンからツールを手動で展開解除します。
- 仮想マシンにログインします。
- 以下のフォルダに移動します。
- C:\Program Files\ARCServe\ASVMOperationTools\custom-freeze-vmware-snapshot\auto-deploy
- auto-undeploy.bat バッチ ファイルを右クリックし、[管理者として実行]を選択します。
- 以下のフォルダを削除します。
- C:\Program Files\ARCServe\as-hbbu-vmwarebackup
- C:\Program Files\ARCServe\ASVMOperationTools
- バックアップ ジョブを再サブミットしてください。