VMware 仮想スタンバイ VM またはインスタント VM を使用した回復

Arcserve UDP エージェント(Windows)は、V2P (仮想から物理)マシンのベア メタル復旧を実行するための機能を提供します。この機能を使用して、スタンバイ仮想マシンの最新の状態から V2P (仮想から物理)復旧を実行し、本稼働マシンのパフォーマンス低下を防ぐのに役立てることができます。

以下の手順に従います。

  1. ベア メタル復旧(BMR)のタイプを選択するウィザード画面から、[Recover from a virtual machine (仮想マシンから復旧します)]を選択し、[ソースは VMware マシン上にあります]オプションを選択します。
  2. このオプションを使用して、仮想スタンバイ VM またはインスタント VM から V2P (仮想から物理)リストアを実行します。V2P(仮想から物理)とは、オペレーティング システム(OS)、アプリケーション プログラムおよびデータを仮想マシンまたはディスク パーティションからコンピュータのメイン ハード ディスクにマイグレーションすることを表す用語です。ターゲットは 1 台のコンピュータまたは複数のコンピュータにできます。
  3. 次へ]をクリックします。
  4. 復旧ポイントの選択]画面が[ESX/VC の認証情報]ダイアログ ボックスと共に表示されます。
  5. 認証情報を入力して[OK]をクリックします。
  6. 注: vCenter に接続する場合、vCenter Server レベルの Administrator 権限は必要ありません。しかし、Datacenter レベルでは Administrator 権限が必要です。さらに、vCenter Server レベルで以下の権限が必要です。
  7. 復旧ポイントの選択]画面が表示されます。
  8. 次に Arcserve UDP エージェント(Windows) は、選択されている VMware サーバのすべての復旧ポイント スナップショットを取得し、その VMware サーバでホストされているすべての仮想マシンのリストと共に、左側ペインに VMware サーバを表示します。
  9. バックアップ イメージの復旧ポイントを含む仮想マシンを選択します。
  10. 選択した仮想マシンのバックアップ セッション(復旧ポイント スナップショット)が表示されます。
  11. 復旧する仮想マシン バックアップ セッション(復旧ポイント スナップショット)を選択します。
  12. 選択した復旧ポイント スナップショットの詳細(仮想マシン名、バックアップ セッション名、バックアップ ボリューム、バックアップされたダイナミック ディスク)が、右側ペインに表示されます。
  13. リスト表示された復旧ポイントのうちの 1 つを選択し、さらに、「現在の状態」または「最新の状態」の復旧ポイントを選択することができます。
  14. リストア対象の復旧ポイントであることを確認した後、[次へ]をクリックします。
  15. BMR ウィザード画面には、利用可能な復旧モードのオプションが表示されます。
  16. 利用可能なオプションは、[拡張モード]と[高速モード]です。
  17. デフォルト: 高速モード