リストアの前提条件と考慮事項の確認
リストアを実行する前に、以下の前提条件が存在することを確認します。
- リストアに利用可能な 1 つ以上のバックアップまたはファイル コピー バージョンが存在する。
- バックアップまたはファイル コピー コンテンツのリストア元となる、有効かつアクセス可能なバックアップまたはファイル コピー デスティネーションが存在する。
- バックアップまたはファイル コピー コンテンツのリストア先となる、有効かつアクセス可能なターゲット場所が存在する。
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サポートされているオペレーティング システム、データベース、およびブラウザが含まれている「動作要件」を確認します。
以下のリストアに関する考慮事項を確認します。
- ファイル システム カタログが作成されていない復旧ポイントについては、リストア対象のファイル/フォルダを UI で確実に参照および選択できるようにするために、バックアップの実行前に全ボリューム上の全フォルダ/ファイルへの読み取り/リスト アクセス権を該当アカウント/グループに対して付与しておく必要があります。
- ファイル システム カタログが作成されていないバックアップを Arcserve UDP エージェント(Windows)が参照できるようにするには、ローカル システム(SYSTEM)またはビルトイン管理者グループ(BUILTIN\Administrators)が目的のフォルダの ACL に追加されている必要があります。そのようになっていない場合、Arcserve UDP エージェント(Windows)は、リストア UI からフォルダを参照できません。
- (オプション)リストア プロセスの仕組みについて理解します。詳細については、「ファイル レベルのリストアの仕組み」を参照してください。
- 注:ファイル コピーの場所からリストアするプロセスは、バックアップ場所からリストアするプロセスと似ています。
- (オプション)リストア中にスキップされたファイルを確認します。詳細については、「リストア中にスキップされたファイル」を参照してください。