前提条件の確認
root 以外のユーザを管理する前に、以下の前提条件を考慮してください。
- Linux ノードのルート ログイン認証情報を持っていること。
- 必要なユーザに対する sudo 権限が正しく設定されていること。
- sudo ユーザが少なくとも d2d_ea および ln プログラムの実行を許可されていることを確認します。たとえば、ユーザ名が backupadmin の場合、sudo の設定例は backupadmin ALL=(ALL) /usr/bin/d2d_ea,/usr/bin/ln となります。
- sudo ユーザが少なくとも以下の環境変数の保持を許可されていることを確認します。
-
サポートされているオペレーティング システム、データベース、およびブラウザが含まれている「動作要件」を確認します。
HOSTNAME | USERNAME | LANG | LC_ADDRESS |
LC_CTYPE | LC_COLLATE | LC_IDENTIFICATION | LC_MEASUREMENT |
LC_MESSAGES | LC_MONETARY | LC_NAME | LC_NUMERIC |
LC_TIME | LC_ALL LANGUAGE | SSH_CONNECTION | CRE_ROOT_PATH |
CRE_LOG_BASE_DIR | TARGET_BOOTSTRAP_DIR | TARGET_ WORK_DIR | jobID |
たとえば、ユーザ名が backupadmin の場合、sudo 設定の例は以下のとおりです。
デフォルト: backupadmin env_keep += "HOSTNAME USERNAME LANG LC_ADDRESS LC_CTYPE"
デフォルト: backupadmin env_keep += "LC_COLLATE LC_IDENTIFICATION LC_MEASUREMENT"
デフォルト: backupadmin env_keep += "LC_MESSAGES LC_MONETARY LC_NAME LC_NUMERIC LC_TIME LC_ALL LANGUAGE"
デフォルト: backupadmin env_keep += "SSH_CONNECTION CRE_LOG_BASE_DIR jobID TARGET_BOOTSTRAP_DIR CRE_ROOT_PATH TARGET_WORK_DIR"