EC2 に対する仮想スタンバイ タスクのプランへの追加
バックアップ データを仮想マシン形式に変換して仮想マシンを作成する、EC2 に対する仮想スタンバイ タスクを作成します。
注:
- EC2 への仮想スタンバイでは、仮想マシンの自動起動がサポートされません。
- プランを一時停止すると、仮想スタンバイ ジョブは開始されません。プランを再開しても、仮想スタンバイ ジョブは自動的に再開されません。この仮想スタンバイ ジョブを開始するには、手動で別のバックアップ ジョブを実行する必要があります。また、プランが一時停止されている場合は、[仮想スタンバイの一時停止/再開]オプションは使用可能になりません。プランの一時停止後に仮想マシンを自動的に開始したくない場合は、手動でノード用のハートビートを一時停止します。
以下の手順に従います。
- 左ペインから[タスクの追加]をクリックします。
- 新しいタスクは左ペインに追加されます。
- [タスクの種類]ドロップダウン メニューで、[仮想スタンバイ]を選択します。
- 仮想スタンバイ タスクが追加されます。
- [ソース]タブから、仮想スタンバイ タスクで使用するソースを 1 つ選択します。
- [仮想化サーバ]タブをクリックします。
- 仮想化タイプとして EC2 を選択し、詳細を入力します。
- [仮想マシン]タブをクリックし、基本設定、クラウド ストレージ設定、およびネットワーク設定の詳細を入力します。
- Amazon AWS EC2
- Amazon AWS EC2 に以下の仮想マシン オプションを適用します。
- [保存]をクリックします。
- 変更が保存され、仮想スタンバイ タスクが自動的に仮想スタンバイ サーバに展開されます。
仮想化の種類 - EC2
アカウント名
既存の Amazon AWS アカウントを選択して、AWS EC2 にアクセスします。[追加]をクリックして新規アカウントを追加することもできます。詳細については、「Amazon EC2 のクラウド アカウントの追加」を参照してください。
EC2 リージョン
クラウド プロキシが置かれている EC2 リージョンを選択します。Arcserve UDP では、すべての EC2 グローバル リージョンと EC2 中国リージョンをサポートしています。
注: 指定するアカウントは、EC2 システム上の管理者アカウントまたは管理者権限を持つアカウントである必要があります。
VSB クラウド プロキシ
選択したリージョンでクラウド プロキシとして 1 つの EC2 インスタンスを指定します。
注: EC2 インスタンスに Arcserve UDP エージェントがインストールされている必要があります。
ユーザ名およびパスワード
VSB クラウド プロキシでログインするための認証情報を指定します。
プロトコル
VSB クラウド プロキシ上のソース Arcserve UDP エージェント間の通信に使用するプロトコルとして、HTTP または HTTPS を指定します。
ポート
ソース サーバと VSB クラウド プロキシとの間のデータ転送に使用するポートを指定します。
注: クラウド プロキシはデータ転送に使用されるため、TCP 8014、4091 など、関連するポートは AWS EC2 セキュリティ グループ内の受信にアクセスするために有効である必要があります。
VM 名プレフィックス
AWS EC2 上の仮想マシンの表示名に追加するプレフィックスを指定します。
デフォルト値: UDPVM_
復旧ポイント スナップショット
仮想スタンバイ マシンの復旧ポイント スナップショット(復旧ポイント)の数を指定します。AWS EC2 の場合、復旧ポイント スナップショットの最大数は 29 です。
変換されなかったすべてのセッションを単一の復旧ポイント スナップショットに統合
次にスケジュールされている VSB ジョブを実行するときに、変換されなかったすべてのセッションを組み合わせて単一の復旧ポイント スナップショットに変換するかどうかを指定します。
デフォルト: 選択
インスタンス タイプ
Amazon EC2 では、異なるユース ケースに合わせて最適化されたさまざまなインスタンス タイプが提供されています。インスタンスはアプリケーションを実行できる仮想サーバです。インスタンス タイプはさまざまな CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク容量の組み合わせによって構成されているため、アプリケーションのリソースとして適切な組み合わせを柔軟に選択できます。インスタンス タイプの詳細およびお客様のコンピューティング ニーズを満たすインスタンスの選択については、こちらのリンクを参照してください。
EBS ボリューム タイプ
汎用(SSD)ボリュームは 3000 IOPS へのバーストが可能で、ベースラインは 3 IOPS/GiB で一定しています。プロビジョニングされた IOPS (SSD)ボリュームは最大 20000 IOPS まで可能で、EBS 最適化インスタンスに最適です。以前は標準ボリュームと呼ばれていた磁気ボリュームは、平均 100 IOPS を提供し、数百 IOPS へのバーストが可能です。EBS ボリューム タイプの詳細については、こちらのリンクを参照してください。
ネットワーク
AWS EC2 上の VPC、サブネット、NIC、および仮想スタンバイ仮想マシンのセキュリティ グループを定義できます。
注: パブリック IP の自動割り当てが有効になっている場合は、AWS EC2 の制限により、1 つの NIC のみが AWS EC2 にマップされ、その他は破棄されます。
前回のバックアップのソースと同じ数のネットワーク アダプタ
EC2 上のネットワークに仮想 NIC をマップする方法を定義するには、このオプションをオンにします。仮想マシンに仮想 NIC および仮想ネットワークが含まれる場合は、このオプションを指定します。
注: これらの設定は、パブリック IP の自動割り当てが無効の場合にのみ使用できます。
仮想スタンバイ プランが正常に作成され、展開されました。