Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux によってサポートされるディスク

Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux のバックアップ ソースおよびバックアップ ディスクとして、さまざまな種類のディスクがサポートされています。以下のマトリクスは、各機能でサポートされているディスクの種類を示しています。

バックアップおよび BMR のサポート

ディスク(ボリューム)の種類

バックアップ ソース

バックアップ先

マウント ボリューム

(従来のディスク パーティションおよび LVM *2

RAW ボリューム

(未フォーマット)

x

x

暗号化ボリューム

x

x

スワップ

x

N/A

GPT ディスク:

  • GPT (GUID パーティション テーブル)データ ディスク

  • GPT (GUI パーティション テーブル)ブート ディスク

N/A

RAID ディスク *1:

  • ソフトウェア RAID (RAID-0 (ストライプ))

  • ソフトウェア RAID (RAID-1 (ミラー))

  • ソフトウェア RAID-5

  • ハードウェア RAID (埋め込み RAID を含む)

ファイル システム:

  • EXT2

  • EXT3

  • EXT4

  • Reiserfs バージョン 3

  • XFS *3

  • Btrfs *4

共有ボリューム:

  • Windows 共有ボリューム

(CIFS 共有)

N/A

  • Linux 共有ボリューム(Samba 共有)

x

  • Linux NFS 共有

x

デバイス タイプ:

  • リムーバブル ディスク(例:メモリ スティック、RDX)

*1

マザーボード上で BIOS によって提供されるフェイク RAID (組み込み RAID とも呼ばれる)は、Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux によってサポートされていません。

*2

埋め込み LVM はサポートされていません。

*3

XFS の下位バージョンを利用している Linux バックアップ サーバでは、XFS の上位バージョンのファイル レベル リストアはサポートされていません。たとえば、RHEL7.X での XFS のファイル レベル リストアの実行は、バックアップ サーバとしての RHEL6.x ではサポートされていません。しかし、代わりに Live CD を一時バックアップ サーバとして使用して、ファイル レベルのリストアを実行することができます。

注: Redhat Enterprise Linux 8、CentOS 8、および Oracle Linux 8 には、Arcserve UDP 7.0 U1 ビルドで XFS ファイルシステムの BMR、IVM および AR をサポートできないという制限があります。

*4

CentOS 8.0 および RHEL 8.0 LBS (Linux バックアップ サーバ)では、btrfs ベースのファイル システム(SLES サーバ)のファイル レベル リストアはサポートされていません。

ソース マシン上のファイル レベル リストアはサポートされていません(たとえば、Linux バックアップ サーバをマシン A 上にインストールし、マシン A をバックアップし、次にマシン A 上で A の復旧ポイントからリストアを実行します)。

ファイル/フォルダ フィルタはサポートされていません。

バックアップの開始時に、ファイル システム分散/スクラブ プロセスはキャンセルされます。

BTRFS RAID のサポート: RAID 0 と RAID 1。

ボリューム フィルタ UI: プライマリ ボリュームのみが表示されます。これは制限ではなく、予期された動作です。