復旧ポイントの指定

バックアップを実行するたびに、復旧ポイントが作成されます。目的のデータを正確に復旧できるように、リストア ウィザードで復旧ポイントの情報を指定します。ユーザの要件に応じて、特定のファイルまたはすべてのファイルをリストアできます。

重要:復旧ポイントから BMR を実行するには、ルート ボリュームおよびブート ボリュームが復旧ポイント内にある必要があります。

以下の手順に従います。

  1. ご使用のバックアップ ストレージに応じて、以下のいずれかの手順を実行します。
    • 復旧ポイントがモバイル デバイス上に保存されている場合は、以下の手順を実行して復旧ポイントにアクセスします。
      1. Live CD を使用して、ターゲット マシンを起動します。
      2. Live CD から Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux Web インターフェースにログインします。
      3. BMR ウィザードを開きます。
      4. 復旧ポイント]ページに移動します。
      5. BMR ウィザードの[復旧ポイント]ページで、[セッションの場所]に[ローカル]を選択します。
    • セッションの場所が[NFS 共有]または[CIFS 共有]である場合は、以下の手順を実行します。
      1. セッションの場所]ドロップダウン リストからセッションを選択し、共有のフル パスを入力します。

        たとえば、セッションの場所が NFS 共有、xxx.xxx.xxx.xxx が NFS 共有の IP アドレス、フォルダ名が Data である場合を考えます。この場合は、NFS 共有の場所として「xxx.xxx.xxx.xxx:/Data」と入力することになります。

      注: バックアップ データがソース ローカルに保存される場合、まずソース ノードを NFS サーバに変換し、次に、セッションの場所を共有する必要があります。

  2. 接続]をクリックします。

    この場所にバックアップされたノードはすべて[マシン]ドロップダウン リストでリスト表示されます。

  3. マシン]ドロップダウン リストからリストアするノードを選択します。

    選択したノードの復旧ポイントがすべてリスト表示されます。

  4. 指定した期間に生成された復旧ポイントを表示するには、日付フィルタを適用して[検索]をクリックします。

    デフォルト: 過去 2 週間。

    指定した期間で使用可能な復旧ポイントがすべて表示されます。

  5. リストアする復旧ポイントを選択します。
  6. 選択された復旧ポイントのボリューム フィルタ設定を適用して、[OK]をクリックします。
  7. そのノード上で利用可能なすべてのボリュームが表示されます。要件に基づいて、ボリュームを含めたり除外したりできます。

    注: 次のボリュームは除外しないでください: /、/boot、/boot/efi、/home、/usr、/usr/local。

  8. 次へ]をクリックします。
  9. ターゲット マシン]ページが表示されます。

復旧ポイントが指定されます。