リストアなしでファイル/フォルダをダウンロードする方法
Arcserve UDP では、リストアのためのサブミットを行うことなく、ファイルまたはフォルダ全体をダウンロードできます。リストア ウィザードの[復旧ポイントの参照]画面では、任意のファイルや、すべてのファイルを含むフォルダ全体を直接ダウンロードできます。リストアの前にダウンロードすると、不要なファイルがリストアされることを避けるために、ファイルの簡単な確認を実行するのに役立ちます。
注: ファイルのダウンロードでは、ファイルまたはフォルダの権限が保持されません。
単一のファイルは同じ形式で直接ダウンロードされますが、フォルダは zip ファイルとしてダウンロードされます。zip ファイル名の形式は次のとおりです。
[ノード名]_[セッション ID]_[タイムスタンプ].zip
ダウンロードするには、リストア ウィザードで[復旧ポイントの参照]画面に移動する必要があります。以下のスクリーンショットは、ファイルまたはフォルダのダウンロードを実行する方法を示しています。
ダウンロードに関する考慮事項
- zip ファイルでのダウンロードまたはパッケージ化は、一部のシステム ファイルについては実行できません。エージェント tomcat サービスには、システム ファイルまたは別の保護されているノードのユーザ ファイルにアクセスするための十分な権限がありません。
- Tomcat メモリと CPU 使用率の過剰な消費を回避するために、大きなサイズのファイルまたはフォルダのダウンロード時には別のパスにリストア ジョブをサブミットすることをお勧めします。
- ダウンロードした zip ファイルを Windows 圧縮フォルダ ツールを使用してブラウズすると、エントリ名が長すぎてブラウズできないとツールで認識され、ブラウズが失敗することがあります。別の zip ツールを使用してファイルを開くことをお勧めします。たとえば、WinZip、WinRAR、7-Zip などです。
- IE9 の https およびサービスを提供するエージェント Web サービスを使用している IE9 ユーザは、ファイルをダウンロードできない場合があります。動的ページからの https 経由でのリソースのダウンロードに関する IE9 の既知の問題により、このようなダウンロードができなくなります。詳細については、リンクをクリックして Microsoft の記事を参照してください。