仮想マシンの詳細の指定
インスタント VM の詳細を指定します。オプションはハイパーバイザに応じて変わる可能性があります。
以下の手順に従います。
- インスタント VM の名前と説明を指定します。
- 復旧サーバ上のインスタント VM のフォルダの場所を指定します。
- 復旧サーバのボリューム情報を参照できます。
注: VM の場所として[VMware vSphere]を選択した場合は、選択したフォルダが VMware に対する NFS データ ストアとしてマウントされます。ローカル マシンのこのフォルダに共有アイコンが表示されます。
- インスタント VM 設定を指定します。
- ネットワーク アダプタを追加します。
- 注: Linux インスタント VM の場合、少なくとも 1 つの仮想 NIC を Linux バックアップ サーバへの接続に使用できます。
- [アダプタの追加]ボタンをクリックしてアダプタを追加し、ネットワークの詳細情報を指定します。
- 複数のネットワーク アダプタを追加できます。ネットワーク アダプタを追加した後、[アクション]列でネットワーク アダプタを編集および削除することができます。
- 仮想ネットワーク、アダプタの種類、TCP/IP 設定を指定します。インスタント VM の IP アドレスを指定する場合は、[アドレスの追加]をクリックし、設定するアドレスを選択します。
- DNS を更新します。
- 注: この機能は Windows インスタント VM でのみ利用可能です。
- [DNS の更新]ボタンをクリックして、DNS 詳細を指定します。
- [DNS アドレスの追加]をクリックして、DNS 更新レコードを追加します。[削除]をクリックして、DNS 更新レコードを削除します。上下の矢印ボタンをクリックして、レコードの順序を調整します。
- DNS アドレスおよび IP アドレスをドロップダウン リストから選択し、[OK]をクリックします。
- Time to Live (TTL)を指定します。
- DNS 認証を指定します。
- VM ファイル フォルダ容量のディスク空き容量を確認します。
注: [VM ファイル フォルダ容量のディスク空き容量をモニタ]チェック ボックスは、デフォルトでオンになっています。VM ファイル フォルダ容量の空き容量がしきい値よりも小さい場合、[インスタント仮想マシン]ページの容量バーが黄色で表示されます。デフォルトのしきい値は 3% です。必要に応じて、値は変更することができます。
- [仮想マシンのディスク コントローラの種類を指定]チェック ボックスをオンにして、ドロップダウン リストから仮想マシンのディスク コントローラの種類を選択します。
注: [仮想マシンのディスク コントローラの種類を指定]チェック ボックスは、VM の場所として[VMware vSphere]を選択した場合に利用可能です。
インスタント仮想マシンが作成され、VMware で指定されたディスク コントローラが適用されます。
- 仮想ディスクの更新を VMware データ ストアにリダイレクトするには、以下の手順に従います。
- [仮想ディスクの更新を VMware データ ストアにリダイレクト]チェック ボックスをオンにします。
注: [仮想ディスクの更新を VMware データ ストアにリダイレクト]チェック ボックスは、VM の場所として[VMware vSphere]を選択した場合に利用可能です。
- ドロップダウン リストから、必要な VMware データ ストアを選択します。
仮想ディスクの更新が、選択した VMware データ ストアにリダイレクトされます。
- [仮想ディスクの更新を VMware データ ストアにリダイレクト]チェック ボックスをオンにします。
- インスタント仮想マシンのホスト名を変更するには、以下の手順を実行します。
- [ホスト名の変更]チェック ボックスをオンにして、インスタント仮想マシンのホスト名を更新します。
- インスタント仮想マシンの新しいホスト名を指定します。ソース マシンがドメイン内にある場合は、ユーザ アカウントおよびパスワードを提供します。
- 注: ソース マシンがドメイン内にある場合は、アカウントにドメイン内のホスト名を変更する権限が必要です。
- (オプション) Linux インスタント VM の場合、[インスタント VM の起動後に自動的にデータを復旧する]オプションを選択して、インスタント VM のターゲットが起動したときにデータの自動回復を有効にします。
VM 名
インスタント VM の名前を指定します。プレフィックスの付いたソース ノードの名前は、インスタント VM のデフォルト名です。特殊文字は使用できません(‘@’、‘\’ など)。
説明
(オプション)インスタント VM の説明を指定します。
CPU 数
インスタント VM に必要な CPU の数を指定します。
メモリ サイズ
インスタント VM に必要なメモリのサイズを指定します。
注: IP アドレスおよび DNS アドレスをネットワーク アダプタに指定し、ソース マシンがドメイン内に存在する場合は、[DNS の更新]詳細情報を指定できます。
Microsoft DNS サーバの場合、ユーザ名とパスワードを入力します。バインド サーバの場合、復旧サーバのキー ファイルのファイル名を含むフル パスを指定する必要があります。
Linux インスタント VM のデフォルトの動作では、必要なデータを回復してから VM を起動します。このオプションが選択されていない場合、VM が起動したときに、通常の VM が使用される場合でも、残りのデータは復旧されません。このオプションが有効な場合、VM を使用しているときに、バックエンドで残りのデータが復旧されます。データの復旧が完了すると、インスタント VM ターゲットを永続的に保持することもできます。
注: Linux インスタント VM ターゲットのステータスが[電源オン]の場合、インスタント VM ジョブは失敗します。その復旧ポイントがマージされると、Linux インスタント VM の電源投入が失敗します。
ジョブをサブミットできるようになりました。