アップグレード後に、Arcserve UDP v5.0 Update 4 および SQL Server 2005 を Arcserve UDP v6.5 および SQL Server Express Edition にマイグレート

Arcserve UDP バージョン 6.5 にアップグレードした後、データベースをサポートされているデータベースにマイグレートできます。

マイグレーションに関する考慮事項

Arcserve UDP v5.0 Update 4 環境でジョブが実行されていないことを確認します。必要に応じて、データ ストアを停止します。

アップグレード後に、以下の手順に従って、Arcserve UDP v5.0 Update 4 および SQL Server 2005 を Arcserve UDP v6.5 にマイグレートします。

  1. Arcserve コンソールの管理サービスを停止します。
  2. アップグレード前に、バックエンド データベースをバックアップします。
    1. Arcserve Database および SQL Server Management Studio をバックアップします。
    1. [データベースのバックアップ]ダイアログ ボックスで、バックアップ先を設定し、[OK]をクリックします。
  3. Arcserve UDP バージョン 5.0 Update 4 をアンインストールします。
  4. 注: Arcserve UDP バックエンド データベースの以前のバージョンが SQL 2005 であることが検出された場合、インストール ウィザードを使用したアップグレードの実行はブロックされます。データベースをバックアップした後、以前のバージョンをアンインストールし、Arcserve UDP バージョン 6.5 をインストールします。
  5. Arcserve UDP バージョン 6.5 とデフォルトの SQL Server 2014 SP1 Express Edition をインストールします。
  6. インストール完了後、Windows サービス コンソールで Arcserve UDP 管理サービスを停止します。
  7. データベース管理ツール SQL Server Management Studio をインストールします。
  8. 新しくインストールされたデフォルトの Arcserve UDP データベース(arcserveUDP)の名前を選択するか削除します。
  9. バックアップされた古いデータベースのデータを、新しくインストールされたデフォルトの Arcserve UDP データベースにマイグレートします。
  10. 手順 2 でバックアップしたバックエンド データベースを、新しくインストールされた Arcserve UDP データベースにリストアします。
    1. データベースを右クリックし、[データベースのリストア]を選択します。
    2. [データベースのリストア]ダイアログ ボックスで、ソース - デバイスが、以前のバックアップ先と同様であることを確認し、バックアップされたデータベース ファイルを追加します。
    3. OK]をクリックします。
  11. コンソールでデータベース接続を設定します。
    1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、Arcserve UDP インストール パスに移動します。
    2. C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Management\BIN

    3. 以下のコマンド ライン構文を使用して、プロセスを開始します。
    4. DBConfig.exe –c "C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Management\Tomcat\JRE\bin" localhost\arcserve_app

      注: arcserve_app はデフォルトの Arcserve UDP バージョン 6.0 データベース インスタンス名です。

    5. 同じパスで、以下のコマンド ライン構文を使用して、プロセスを開始します。
    6. UDP v6.0 の場合

      DBConfig.exe -c "C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Management\Tomcat\JRE\bin" localhost\arcserve_app

      UDP v6.0 Update 1 の場合

      DBConfig.exe create

      UDP v6.5 の場合

      DBConfig.exe create

      注: arcserve_app はデフォルトの Arcserve UDP バージョン 6.5 データベース インスタンス名です。

    7. 同じパスで、以下のコマンド ライン構文を使用して、プロセスを開始します。
    8. migrate.bat
  12. Windows サービス コンソールで Arcserve UDP 管理サービスを開始します。
  13. Arcserve UDP コンソールにログインし、RPS を更新します。
  14. コンソールにログインし、復旧ポイント サーバ ビューに移動した場合、すべてのデータ ストアのステータスにエラーが表示されます。
  15. ローカル ノードを更新します。
  16. コンソールおよびエージェントが同じマシンにインストールされている場合、ローカル ノードのステータスにエラーが表示されます。
  17. このステータスを修正するには、以下の手順に従います。
    1. コンソールにログインし、[リソース]タブをクリックします。
    2. ノード]に移動し、[すべてのノード]をクリックします。
    3. ローカル ノードのステータスにエラーが表示されます。
    4. ローカル ノードを右クリックし、[更新]を選択します。
    5. ノードの更新]ダイアログ ボックスが開きます。
    6. OK]をクリックして更新を開始します。
    7. ノードを更新した後、ローカル ノードのステータスは正しく表示されます。
  18. プランを展開して、RPS およびノード情報を更新します。
    1. コンソールにログインし、[リソース]タブをクリックします。
    2. プラン]に移動し、[すべてのプラン]をクリックします。
    3. すべてのプランを選択して右クリックし、[今すぐ展開]を選択します。
    4. 今すぐ展開]ダイアログ ボックスが開きます。
    5. OK]をクリックして展開を開始します。