前提条件と考慮事項の確認
考慮事項:
Office 365 バックアップに管理者以外のアカウントを使用することもできます。このようなアカウントは、自分のメールボックスにのみアクセスできます。
前提条件:
バックアップ アカウントの場合:
-
Exchange Online 組織に接続する Exchange Online バックアップ アカウントにバックアップ ユーザ用偽装権限を追加し、バックアップおよびリストアを実行します。
注: Discovery Management 役割グループにバックアップ アカウントを追加せず、Application Impersonation アクセス許可を割り当てていない場合、バックアップは失敗します。
- バックアップ ユーザ アカウントを 1 つの Exchange Online メールボックスと関連付けます。
- Exchange Online バックアップのデフォルト設定では、各ノードに 4 スレッドを使用しています。Engine\BIN\Office365\Arcserve.Office365.Exchange.config の環境設定ファイルでスレッドを次のように変更することもできます。
- <! --#region for multi thread-->
- 1 から 5 の値を設定することをお勧めします。指定可能な最大値は 10 です。しかし、6 から 10 の値を設定することはお勧めしません。
<! --MultiThreadEnable default value:0.if enable, set 1.-->
<add key="MultiThreadEnable" value ="1"/>
<! --set how many thread will be used to backup mailbox.default value is 4-->
<add key="MaxDegreeOfParallelismForMailbox" value="4"/>
<! --#endregion-->
バックアップ プロキシの場合:
- コンソールにログインします。
- 64 ビット コンピュータであるプロキシ サーバに Microsoft .NET Framework (バージョン 4.0 以降)をインストールします。
注: プロキシ サーバとして Windows 2012 または 2012 R2 のコンピュータを使用している場合は、Microsoft .NET Framework をインストールしないでください。
- バックアップ/リストアを実行するプロキシ マシンに Arcserve UDP エージェントをインストールします。