ホット追加転送モードを使用した仮想スタンバイ ジョブが失敗する
Windows プラットフォームで有効
現象:
ホット追加転送モードを使用してデータを復旧すると復旧に失敗します。以下のようなメッセージがアクティビティ ログに表示されます。
不明なエラーが発生しました。テクニカル サポートにお問い合わせください。
さらに、VDDK は以下のエラー メッセージをレポートします。
不明なエラーです。
解決策:
ディスクが正しく設定されていない状態でホット追加モードを使用すると、復旧処理が失敗します。
ディスクを設定するには、以下の手順に従います。
- 管理者権限のあるアカウントを使用してバックアップ プロキシ システムにログインします。
- Windows のコマンド ラインを開きます。
- コマンド ラインから以下のコマンドを入力します。
- Enter キーを押します。
- SAN と入力し、Enter キーを押します。
- 現在の SAN ポリシーが表示されます。
- 以下のコマンドを入力します。
- Enter キーを押します。
- SAN にホストされたボリュームが自動的にマウントされないように SAN ポリシーが設定されます。
- 特定の SAN ディスクの読み取り属性をクリアするには、ディスクの一覧からディスクを選択し、以下のコマンドを入力します。
- Enter キーを押します。
- exit と入力し、Enter キーを押します。
diskpart
SAN POLICY = OnlineAll
attribute disk clear readonly
ディスクが設定され、ジョブを再サブミットできます。ジョブが再度失敗する場合は、プロキシ システム上でディスク管理を使用して、ホット追加ディスクを手動でマウントします。
ディスクを手動でマウントするには、以下の手順に従います。
- 管理者権限のあるアカウントを使用してバックアップ プロキシ システムにログインします。
- Windows のコントロール パネルを開き、[管理ツール]をダブル クリックします。
- [管理ツール]ウィンドウが開きます。
- お気に入りリストから、[コンピュータの管理]をダブル クリックします。
- [コンピュータの管理]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [記憶域]を展開し、[ディスクの管理]をクリックします。
- ディスクが表示されます。
- マウントするディスクを右クリックし、[オンライン]をクリックします。
- ディスクがマウントされ、ジョブを再サブミットできます。