リストア オプションの定義

リストアする仮想マシンおよび復旧ポイントを指定したら、選択した仮想マシン イメージ用にリストア オプションを定義します。

以下の手順に従います。

  1. ［リストア オプション］ダイアログ ボックスで、リストア先を選択します。

  2. 使用可能なデスティネーション オプションは、以下のとおりです。

    3. 元の場所にリストアする

    バックアップ イメージがキャプチャされた元の場所に仮想マシンをリストアします。デフォルトでは、このオプションが選択されています。

    詳細については、「元の場所へのリストアのオプション定義」を参照してください。

    別の場所にリストアする

    バックアップ イメージがキャプチャされた場所とは別の場所へ仮想マシンをリストアします。

    詳細については、「別の場所へのリストアのオプション定義」を参照してください。

  3. リストア プロセス中に競合が発生した場合に Arcserve UDP が実行する［競合の解決］オプションを指定します。

    4. 既存の仮想マシンに上書きする

    このオプションは、既存の仮想マシンに上書きするかどうかを指定します。上書きオプションはデフォルトでは選択されていません。

    注： ［既存の仮想マシンに上書きする］オプションについて、「既存の仮想マシン」は、同じ VM 名を持ち、かつ同じ ESXi ホストに存在する VM （VMware VM の場合）、または同じ VM 名およびインスタンス UUID 持ち、かつ同じ Hyper-V ホストに存在する VM と定義されます。VMware VM の場合、同じ VM 名を持ち、別の ESXi ホスト（同じ vCenter 内）に存在する VM がある場合、この上書きオプションは機能しません。この場合、VM 復旧 GUI はその VM を検出し、VM が誤って上書きされないように、エラー メッセージを表示して続行するのを防ぎます。これを回避するには、既存の VM の名前を変更するか、［別の場所にリストアする］オプションを使用して別の VM 名を指定する必要があります。

    新しい仮想マシン インスタンス UUID を生成する

    このオプションは、リストアされた VM に新しいインスタンス UUID を生成するか、元のインスタンス UUID を保持するかどうかを指定します。

    注： このオプションを選択しない場合、元のインスタンス UUID がリストアされた VM に設定されます。ただし、デスティネーションの vCenter/ESX または Hyper-V ホストに同じインスタンス UUID を持つ VM がすでにある場合は、新しい UUID が代わりに使用され、VM 復旧ジョブのアクティビティ ログに警告メッセージが表示されます。

  4. ［復旧後の処理］オプションを指定します。

    5. 仮想マシンの電源投入

    リストア処理の最後に仮想マシンの電源をオンにするかどうかを選択します。このオプションは、デフォルトでは選択されていません。

    VM テンプレートとして膜する（VMware VM でのみ利用可能）

    リストアされた VM をテンプレートに変換するかどうかを選択します。バックアップ時にソース ノードが VM の場合、このオプションはデフォルトで選択されていません。バックアップ時にソース ノードがテンプレートの場合、このオプションはデフォルトで選択されています。

仮想マシンからリストアするようにリストア オプションが定義されます。