以下のセクションでは、CA ARCserve Backup を使用する際のオープン ファイルに関する問題に対処する方法を説明します。
バックアップしている特定のリソースがロックされている場合や、オペレーティング システムで使用中の場合には、以下のエラーが発生する可能性があります。 これらのエラーには、W3404というエラー コードが表示される場合があります。
注: CA ARCserve Backup Agent for Open Files を使用すると、オープン ファイルで一般的に発生する多くのエラーを解決できます。 このエージェントを使用していない場合は、導入を検討してください。 また、リモート バックアップの実行には、CA ARCserve Backup Client Agent for Windows を使用することをお勧めします。
エラー コード |
原因および解決策 |
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SHARING VIOLATION |
原因: ファイル共有違反のエラーです。 CA ARCserve Backup でバックアップ ジョブを実行したときに、別のプロセス(アプリケーション サービスなど)でターゲット ファイルが使用されていました。 解決策: ターゲット ファイルを使用しているすべてのサービスおよびアプリケーションを終了させて、バックアップを再実行します。 |
ACCESS DENIED |
原因: CA ARCserve Backup でバックアップ ジョブを実行したときに、ターゲット ファイルにアクセスできなかったか、別のプロセス(アプリケーション、サービスなど)によってターゲット ファイルが使用されていました。 解決策: ターゲット ファイルに対する充分なアクセス権限がユーザ アカウントに付与されていることを確認します。また、バックアップ ジョブを再実行する前に、ターゲット ファイルを使用するすべてのサービスおよびアプリケーションを終了します。 |
FILE NOT FOUND |
原因: ターゲット ファイルが削除されているか、バックアップ ジョブが送信されて実行されるまでの間に、別の場所へ移動されました。 解決策: ジョブを修正および再パッケージしてから再試行します。 |
PATH NOT FOUND |
原因: ターゲット ファイルのパスが削除されているか、バックアップ ジョブが送信されて実行されるまでの間に変更されました。 解決策: ジョブを修正および再パッケージしてから再試行します。 |
BAD NET PATH |
原因: リモート マシンにバックアップ ジョブがサブミットされましたが、パスが見つからないか、またはネットワーク プロトコルの遅延により、ターゲットのネットワーク パスが検出されませんでした。 解決策: ネットワーク環境を確認し、バックアップ ジョブを再試行します。 |
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