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CA ARCserve Backup 操作に対するエンジン ステータスの影響

「停止しているエンジン」とは、「完全にオフラインになっているエンジン」と同義です。 エンジンはエラーで停止される場合、手動で停止される場合、および新規インストール時の要件として停止される場合があります。 エンジンが停止されている場合、サービスを利用することはできません。

CA ARCserve Backup の各エンジンは、それぞれ独立して実行されるように設計されています。 たとえばテープ エンジンを停止しても、データベース エンジンおよびジョブ エンジンは影響を受けず、 設定されたサービスの提供を継続します。 データベース エンジンでは、CA ARCserve Backup に関連する情報のデータベースへの記録が継続され、ジョブ エンジンでは、ジョブ キューのスキャンが継続され、必要に応じてジョブが開始されます。 ただし、ジョブがストレージ デバイスを必要とする場合、ジョブ エンジンによってジョブは開始されますが、テープ エンジンがストレージ デバイスと通信できないため、そのジョブは失敗します。 続いてデータベース エンジンがこの情報をログ出力します。

注: CA ARCserve Backup は、いずれかのエンジンが実行されていなくても機能しますが、すべての機能を完全に動作させるには、3 つのエンジンすべてを同時に実行しておく必要があります。