ボールト サイクルを開始すると、データベース内のテープ ボリュームの場所に関する情報は更新されますが、テープ ボリュームの実際の移動は手動で行われます。 メディア管理マネージャで生成されるレポートには、テープ ボリュームの現在の位置および移動先のデスティネーションが示されるため、必要に応じて、テープ ボリュームを他のストレージ ロケーションへ移動させたり、データ センタへ戻したりできます。
[レポート]オブジェクトでは、ボールト サイクル プロセスで生成されるレポート、およびいつでも生成可能なインベントリ レポートにアクセスできます。 [メディア管理マネージャ]ウィンドウの左側のペインにある[レポート]オブジェクトを展開して、以下のレポート タイプを表示します。
[メディア管理マネージャ]ウィンドウの左側のペインでレポート タイプを選択すると、右側のペインに使用可能なレポートが日付別に一覧表示されます。 レポートをクリックすると、右下のペインにそのレポートが表示されます。 [メディア管理マネージャ]ツールバーの[印刷]ボタンをクリックして、これらのレポートを印刷できます。 Alert通知システムをMicrosoft Exchangeを使うように設定してある場合、レポートの作成時に、電子メールでレポートを送信することもできます。 電子メールを使ったレポート送信の詳細については、「メディア管理プロセスの動作の仕組み」を参照してください。 Alert の使用の詳細については、「Alert マネージャの使い方」を参照してください。
インベントリ レポートは、スロット テーブルの情報に基づいており、いつでも生成できます。 [ボールト元レポート]および[ボールト先レポート]は、ボールト サイクル中に生成される移動レコードに基づいており、各ボールト サイクル処理の完了後に更新されます。
[ボールト サイクルの開始]コマンドを実行するたびに、ボールト選択リストが生成されます。 このリストには、処理された各 VCD ごとに、テープ ボリューム セット内の最初のテープ ボリュームと制御データ セットが示されます。 ボールト サイクルに対して選択されたすべてのテープ ボリューム セットについて、この情報が提供されます。
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