これらのオプションを使用すると、ジョブの実行前または実行後にコマンドを実行できます。
以下では、実行前/後の処理オプションを使用して実行できるコマンドについて説明します。
ジョブ実行前/後の処理オプションを使用する場合は、以下の動作に注意してください。
たとえば、ノード A とノード B で構成されるアーカイブ ジョブをサブミットするとします。 [ジョブの開始前に実行するコマンド]オプションをグローバル オプションとして指定し、さらに[ジョブの開始前に実行するコマンド]オプションをノード B に対して指定します。 この場合、ジョブの実行直前に、グローバル オプションとして指定した[ジョブの開始前に実行するコマンド]オプションが実行されます。 ジョブの実行中に、ノード B に対して指定した実行前の処理オプションがノード B のアーカイブ前に実行されます。
ジョブを開始する前に、マシン上で実行するファイルの名前を入力します。
ジョブを終了した後に実行するファイルの名前を入力します。
CA ARCserve Backup でジョブ実行の失敗、未完了、または完了が検出された場合に、コマンドを実行しないよう指定します。
注: CA ARCserve Backup を使用して UNIX または Linux ベースのサーバを管理している場合は、このオプションは使用できません。
ユーザ名とパスワードは選択したホスト サーバのシステムに対応します。サーバのシステム権限を有している必要があります。
これらのフィールドに入力したユーザ名とパスワードは、CA ARCserve Backup のユーザ名とパスワードとは混同しないでください。
例: 実行前/後の処理コマンドによるジョブのサブミット
ローカル ボリューム D をアーカイブするジョブをサブミットするとします。 ローカル ボリューム D をアーカイブする前に、ローカル ボリューム D に対して chkdsk.exe を実行し、エラーをチェックして修正しようとしています。 ジョブの終了後には、CAAdvReports.exe を実行し、エラー レポートを生成したいとします。
以下のコマンドで、アーカイブ ジョブの開始前に、ローカル ボリューム D 上のエラーをチェックして修正します。
chkdsk.exe D: /F”, On Exit Code = 0, Run operation immediately
以下のコマンドで、エラー レポートを生成して、指定の場所に保存します。
CAAdvReports.exe -reporttype 5 -maxSize 5 -Server DUVDO01 -outfile "C:¥Program Files (x86)¥CA¥ARCserve Backup¥Reports¥Backup Error Report_data.xml" -PastDays 1 -AutoName
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