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ノード層の設定

CA ARCserve Backup サーバ管理またはセントラル エージェント管理を使用して、CA ARCserve Backup ノードに割り当てられた優先度の分類を変更できます。 これらの層を使用して、CA ARCserve Backup Dashboard に表示される情報が、監視されるノードの優先度レベルによってフィルタされます。

[ノード層の設定]ダイアログ ボックスには 3 つの優先度カテゴリ(高優先度、中優先度、低優先度)が含まれ、ノードがシステムに追加されたときや参照されたときに自動的に挿入されます。 デフォルトでは、高優先度層はすべての CA ARCserve Backup サーバ(プライマリおよびメンバ)および CA ARCserve Backup アプリケーション エージェントがインストールされているすべてのノード(Oracle、Microsoft Exchange Server、Microsoft SQL Server、Microsoft Sharepoint Server など)が含まれるように設定され、低優先度層は他のすべてのノード(ファイル システム エージェントがインストールされている)が含まれるように設定されます。 中優先度層はどのノードも含まれないように設定され、カスタマイズの用途に利用できます。

各層に対するノード割り当ては、個別のニーズを満たすように再構成やカスタマイズが可能です。それには[ノード層の環境設定]ダイアログ ボックス(CA ARCserve Backup サーバ管理からアクセス可能)、バックアップ マネージャ([ソース]タブの Windows システム上で右クリック)、セントラル エージェント管理(Windows システムを右クリック)のいずれかを使用します。

ノード層を設定する方法

  1. Windows システム オブジェクトを右クリックし、[ノード層の環境設定]を選択します。

    [ノード層の環境設定]ダイアログ ボックスが開き、各層カテゴリ(高優先度、中優先度、低優先度)に割り当てられたノードが表示されます。

    [ノード層の環境設定]ダイアログ ボックス

  2. 別の層カテゴリに再割り当てするノードを 1 つ以上選択し、対応する矢印アイコンをクリックすると、選択したノードが別の層カテゴリに移動します。

    注: 層の割り当てでノードを複数選択するには、Ctrl キーまたは Shift キーの組み合わせを使用します。

  3. 終了したら、[OK]ボタンをクリックします。

    ニーズにあわせてノード層の割り当てが変更されました。

    ローカル コンピュータの接続の表示方法

  4. Windows システム オブジェクト下の CA ARCserve Backup マネージャ コンソールを開き、展開して詳細を表示できるコンピュータを選択します。
  5. [接続]をクリックします。

    そのコンピュータの接続の詳細が右ペインに表示されます。

デバッグ レベルの環境設定方法

  1. Windows システム オブジェクトの下の任意のコンピュータを選択し、展開して詳細を表示します。
  2. Universal Agent を右クリックし、コンテキスト メニューから[デバッグ レベルの設定]を選択します。

    [デバッグ レベルの設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [標準]、[詳細]、[デバッグ]、[トレース]から適切なデバッグ レベルを選択し、[OK]をクリックします。

    これで、コンピュータのデバッグ レベルの環境設定は完了です。

SRM クライアントを有効化または無効化する方法

  1. Windows システム オブジェクトの下の任意のコンピュータを選択し、展開して詳細を表示します。
  2. Universal Agent を右クリックし、[SRM クライアントの無効化]を選択して、SRM クライアントを無効にします。 SRM クライアントを無効化した場合、[SRM クライアントの有効化]を選択すると、有効化できます。
  3. [OK]をクリックし、SRM クライアントの有効化または無効化を確定します。