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ストリームの最大数オプションのバックアップとリストア処理への影響

CA ARCserve Backup では、複数のジョブを同時に FSD にストリーミングすることができます。 同時ストリーミングとは、バックアップ ジョブを、同時に実行される複数のサブジョブに分割する処理のことです。 CA ARCserve Backup では、同時ストリーミングを使用し、複数のデータ ストリームをステージング グループのデバイスに同時に送信することができます。 データは複数の異なるストリームに分割されるので、同時ストリーミングを使用したバックアップ ジョブは通常のバックアップ ジョブよりも短い時間で完了できます。

ディスク ステージングを使用してデータをバックアップする場合、バックアップ ジョブは子ジョブを生成します。 各子ジョブは、1 つのデータ ストリームを持っています。 実際に親ジョブが生成できる子ジョブの数は、バックアップ ジョブがノード レベルであるかボリューム レベルであるかによって異なります。 ただし、子ジョブの数が、ステージングに指定されているストリーム数を超えることはありません。

注: ジョブが子ジョブを生成し、使用するストリームの数が指定されていない場合は、連続した 1 つのストリームで子ジョブが生成されバックアップされます。

ノード レベルのバックアップ ジョブの場合、作成される子ジョブの数は、バックアップ ジョブに指定されているエージェントの数に基づいて決まります。 同様に、ボリューム レベルのバックアップ ジョブでは、バックアップ ジョブで指定されるボリュームの数によって、生成される子ジョブの数が異なります。

例:複数のストリームを使用したステージング バックアップ ジョブ

バックアップ ジョブが 4 つのノードからなり、バックアップ レベルがノード レベルの場合、親ジョブから少なくとも 4 つの子ジョブが生成されます。 この場合、3つのストリームを指定すると、マスタ ジョブが3つの子ジョブを同時に送信でき、4番目の子ジョブは先に実行された子ジョブの1つが終了した時点で開始されます。 すべての子ジョブが完了して初めて、親ジョブが完了済みと見なされます。