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NEC クラスタ スクリプトでの CA ARCserve Backup の有効化

クラスタ スクリプトとレジストリ キーは、NEC のセットアップ後プロセスの際に挿入されます。 アップグレード処理中、クラスタ スクリプトは無効になり、レジストリ キーは削除されます。 アップグレードが終了すると、これらのクラスタ スクリプトを有効化してレジストリ キーをリビルドする必要があります。

: このセクションで提供されている画像は、NEC ClusterPro/ExpressCluster バージョン 8.0 に対応しています。 NEC ClusterPro/ExpressCluster の最新バージョンを実行している場合は、NEC ClusterPro/ExpressCluster のドキュメントを参照してください。

NEC クラスタ スクリプトで CA ARCserve Backup を有効化する方法

  1. クラスタ マネージャにアクセスします。

    [クラスタ マネージャ]ダイアログ ボックスが表示されます。

    注: クラスタ マネージャは NEC のユーティリティで、NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster をインストールしたサーバにインストールされています。 クラスタ マネージャから、クラスタに関連したほとんどの環境設定および管理タスクを実行できます。

  2. NEC サーバが展開されている ARCserve グループを選択し、対応する ARCserve クラスタ リソースを見つけます。 各 ARCserve クラスタ リソースで右クリックして、ポップアップ メニューの[プロパティ]を選択します。

    [グループ プロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。

    NEC Express クラスタ コンソール。 [グループ プロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [参照および変更]オプションを選択します。 [グループ プロパティ]ダイアログ ボックスが開いたら、[スクリプト]タブを選択します。

    [スクリプト]タブ ダイアログ ボックスが表示されます。

    [グループ プロパティ]ダイアログ ボックス NEC クラスタ スクリプトの編集

  4. [スクリプト]リストで、start.bat を選択して[編集]をクリックします。 start.bat スクリプトが表示されたら、REM SET プロセス スクリプトを見つけて(2 か所)値を以下のように 1 に設定します。
    SET process=1
    

    注: start.bat ファイルでは、REM SET プロセス スクリプトは NORMAL の後と FAILOVER の後にあります。

    start.bat スクリプトが変更されます。

  5. [スクリプト]リストで、stop.bat を選択して[編集]をクリックします。 stop.bat スクリプトが表示されたら、REM SET プロセス スクリプトを見つけて(2 か所)値を以下のように 1 に設定します。
    SET process=1
    

    注: stop.bat ファイルでは、REM SET プロセス スクリプトは NORMAL の後と FAILOVER の後にあります。

    stop.bat スクリプトが変更されます。

  6. [グループ プロパティ]ダイアログ ボックスで、[レジストリ]タブを選択します。 [レジストリ]ダイアログ ボックスが開いたら[追加]をクリックします。

    [レジストリ キーの追加/変更]ダイアログ ボックスが開きます。

    NEC レジストリ削除

  7. お使いのコンピュータのアーキテクチャに一致するレジストリ キーを追加します。

    [OK]をクリックします。

    レジストリ キーが[グループ プロパティ]ダイアログ ボックスのレジストリ キー リストに追加されます。