システム ボリュームは、Windows を起動するために必要なハードウェア固有ファイル(BOOTMGR など)が含まれているディスク ボリュームです。 ブート ボリュームは、Windows オペレーティング システム ファイルと、そのサポート ファイルが含まれているディスク ボリュームです。 1 台のコンピュータには 1 つのシステム ボリュームが存在しますが、マルチブート システムの場合はオペレーティング システムごとに 1 つのブート ボリュームが存在します。
システム ボリュームに含まれるファイルは、システム ドライブ(c:¥)、ドライブ文字のないボリューム、名前の指定されたボリュームのいずれにも格納できます。 Windows Server 2008 R2 システムでは、システム ボリュームが必ずしもブート システム ドライブ(c:¥)に存在する必要はありません。 デフォルトでは、システム ボリュームは通常ドライブ文字のないボリュームに存在しています。
CA ARCserve Backup では、システム ボリュームをコンピュータのシステム状態の一部として保護します。 システム状態を明示的にまたは動的にバックアップできます。
注: 明示的なジョブ パッケージおよび動的なジョブ パッケージに関する情報については、「CA ARCserve Backup 管理者ガイド」を参照してください。
CA ARCserve Backup は、ブート ボリューム全体をシステム状態の一部としてバックアップできます。 システム状態から 1 つ、複数、あるいはすべてのファイルを回復し、ブート ボリュームに含まれるデータ ファイルを回復するには、システム状態の完全復旧を実行する必要があります。 その後、システム状態またはシステム ボリュームを惨事復旧処理の一環として復旧することができます。 この方法を実行するには、CA ARCserve Backup 惨事復旧 CD を作成する必要があります。
惨事復旧 CD の作成方法の詳細については、「Windows XP、Windows Server 2003 および Windows Server 2008 での惨事復旧」を参照してください。
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