Windows プラットフォームで有効
症状:
ソース データとして Oracle データベースを含み、Oracle VSS ライタを使用して実行するバックアップ ジョブが失敗します。 この Oracle データベースには、大文字と小文字の区別のみが異なる重複する名前を持つ表領域が含まれます。 例:
SQL> select tablespace_name from dba_tablespaces; tablespace_name TABLESPACE_NAME
以下の CA ARCserve Backup 製品がソース コンピュータにインストールされています。
ジョブをサブミットした後、ジョブは失敗し、CA ARCserve Backup によってアクティビティ ログに以下のエラー メッセージが生成されます。
E12606 選択済みのライタ オプションを取得できません。
E12586 この VSS ライタ(¥¥<host_name>¥Oracle VSS Writer - ORCL )は、フリーズ イベントでの失敗をレポートしました。
解決方法:
この症状は、通常の動作です。 重複した表領域名が原因で、データベースのスナップショット作成処理で Oracle VSS ライタが失敗します。 Oracle では表領域名で大文字と小文字が区別されますが、バックアップでは、大文字と小文字が区別されるだけの同一の名前である場合、バックアップは失敗します。
この問題を解決するには、特定の Oracle データベース内にあるすべての表領域名を変更します。 例:
SQL> select tablespace_name from dba_tablespaces; tablespace_name TABLESPACE_NAME1
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