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VMware 仮想マシンを特定のデータ ストアに復旧
デスティネーションの vCenter Server または ESX Server システムに存在する任意のデータ ストアに仮想マシンを復旧することができます。 たとえば、VMDK ファイルをすべて回復するために十分なディスク空き容量が 1 つのデータ ストアに存在しない場合があります。 この復旧プロセスでは、VMDK ファイルをすべて回復するために十分なディスク空き容量が含まれる代わりのデータ ストアを指定できます。
次の手順に従ってください:
- リストア マネージャを開いて[ソース]タブをクリックし、ドロップダウン リストから[仮想マシンの復旧]を選択して[仮想マシンの復旧]画面を開きます。
- 以下の画面に示されるように、[仮想マシンの復旧]画面上で VMware オプションをクリックします。
![[仮想マシンの復旧]画面での VMware オプションの指定。](o1860040.png)
- 仮想マシンを検索するには、以下のいずれかの検索方法を使用して次の手順に進みます。
- [VM 名 (DNS 名)]列で、復旧する仮想マシンの横のチェック ボックスをオンにします。 次に、選択した各仮想マシンに対して必要な値を以下の列に指定します。
- バックアップ バージョン -- バックアップ データの複数のバージョンを検索するには省略記号をクリックします。
- プロキシ マシン -- バックアップ プロキシ システムを検索して指定するには省略記号をクリックします。
- パス -- 表示されているパスを使用するか、[パス]フィールドをクリックして一時的な VM マウント ディレクトリの別のパスを指定します。
- VM デスティネーション -- [VM デスティネーション]フィールドをクリックし、次に省略記号をクリックして[デスティネーション]ダイアログ ボックスを開きます。
- [デスティネーション]ダイアログ ボックスで[vCenter/ESX]ドロップダウン リストから、仮想マシンを復旧する ESX Server システムまたは vCenter Server システムを選択します。
vCenter Server または ESX Server システムにログインするために必要なユーザ名とパスワードを指定し、[接続]をクリックします。
以下のシナリオに基づいて、指定されたシステムに接続します。
- [vCenter/ESX]ドロップダウン リストで vCenter Server システムを指定した場合、エージェントは指定された vCenter Server システムに接続し、[ESX Server]ドロップダウン リストには利用可能な ESX Server システムが列挙されます。 次に、必要な ESX Server システムを指定し、[データ ストア]ドロップダウン リストからデスティネーション データ ストアを選択します。
- [vCenter/ESX]ドロップダウン リストで ESX Server システムを指定した場合、エージェントは指定された ESX Server システムに接続し、指定された ESX Server システムの利用可能なデータ ストアが列挙されます。 次に、VM の[データ ストア]ドロップダウン リストからの必要なデスティネーション データ ストアを指定できます。 このシナリオでは、[ESX Server]ドロップダウン リストをクリックして別の ESX Server システムを指定することはできません。
- [デスティネーション]ダイアログ ボックスで、以下のフィールドに入力します。
- ESX Server
-
仮想マシンを復旧する ESX Server システムのホスト名または IP アドレスを指定します。
注: [vCenter/ESX]ドロップダウン リストに指定されたシステムが、ESX Server システムである場合、[ESX Server]ドロップダウン リストをクリックすることはできません。
- VM データ ストア
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仮想マシン環境設定ファイルを回復するデータ ストアの名前を指定します。
- ディスク データ ストア テーブルのリストに含まれている VMDK ファイルごとに、その VMDK ファイルを保存するデータ ストアを指定します。 このためには、VMDK の[データ ストア]ドロップダウン リストをクリックし、必要なデータ ストアをクリックします。
[OK]をクリックします。
[デスティネーション]ダイアログ ボックスが閉じ、[VM デスティネーション]フィールドには、データを復旧する場所がロードされます。
注: このジョブで復旧している仮想マシンごとに手順 4 から 7 を繰り返します。
- [スケジュール]タブをクリックし、ジョブで必要なスケジュールを定義します。
注: ジョブのスケジュールの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
- ツール バーの[オプション]をクリックし、[グローバル オプション]ダイアログ ボックスを開きます。
- [操作]タブをクリックして、以下のオプションを指定します。
- リストア後に VMware または Hyper-V VM の電源をオンにする
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デフォルト値: 有効
例: 復旧完了後、すぐに VM を使用する必要がある場合は、このオプションを指定します。
- 存在する場合、VMware VM を上書きする
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VMware 仮想マシンをリストアする際に、エージェントがホスト システム内に存在する仮想マシンを検出します。 仮想マシンがホスト システムに存在する場合、このオプションを指定すると、仮想マシンの既存の UUID およびホスト名を使用して、その仮想マシンを上書きすることができます。
デフォルト値: 有効
注: トラブルシューティング情報については、「VM 復旧ジョブが完了してもエージェントが既存の VM を削除しない」を参照してください。
- [OK]をクリックして、オプションを適用します。
- [サブミット]をクリックすると、リストア ジョブをサブミットします。
- [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスの必須フィールドに入力し、[OK]をクリックします。
注: ジョブのサブミットの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
ジョブが完了した後、エージェントは[デスティネーション]ダイアログ ボックスで指定されたデータ ストアに VMDK ファイルを回復します。
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