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Microsoft Exchange ライタを使用した転送可能 VSS バックアップのリストア
次の図の例は、CA ARCserve Backup を使用して VSS バックアップを行う際の一連の手順を示しています。
HDVSS バックアップに該当する以下の動作に注意してください。
- ライタ全体をバックアップする場合、リストア ビューでコンポーネント レベルのオブジェクトを指定してリストアすることはできません。 ただし、ライタ全体をリストアする際は、サブコンポーネントがすべてリストアされます。 この動作が発生するのを防ぐには、ライタ全体の代わりに個別のライタ コンポーネントをバックアップします。
- Exchange 2007、2010、および 2013 ライタは、ハードウェア プロバイダがエージェント マシンにインストールされている場合にのみ表示されます。
- Exchange 2007、2010、および 2013 ライタのバックアップは、トランスポータブル スナップショットのみをサポートしています(転送不能なバックアップの場合は失敗します)。
次の手順に従ってください:
- eseutil.exe、exchmem.dll、ese.dll の最新バージョンを、バックアップ サーバ上の以下のディレクトリにコピーします。
C:¥Program Files (x86)¥CA¥ARCserve Backup¥COM64
注: Exchange ユーティリティは、Agent for Microsoft Exchange がインストールされているサーバ上の以下のディレクトリ内にあります。
C:¥Program Files¥Exchange Server¥V14¥Bin
- リストア マネージャの[ソース]タブで、リストアの種類として[セッション単位]を選択します。
ライタ バックアップは個別のセッションとして表示されます。 セッションに含まれるコンポーネントすべてをリストアするには、セッション名の横にある緑のアイコンをクリックします。 個々のコンポーネントをリストアするには、セッションを展開し、コンポーネント名をクリックします。
![Microsoft Exchange リストア[セッション単位]リスト](o2002099.png)
- リストア マネージャの[デスティネーション]タブで、ファイルをリストアするデスティネーションを選択します。 以下のいずれかを選択します。
- ファイルを元の場所にリストア
- 任意のドライブまたはディレクトリにリストア(別の場所)
デフォルトで、ファイルを元の場所にリストアします。 ファイルを別の場所にリストアする場合、コンピュータ、ディレクトリ、およびファイルの一覧が表示され、特定のデスティネーションを選択できます。 リストア場所の詳細については、「リストアの場所」を参照してください。
- リストア マネージャの[スケジュール]タブで、リストアに適したオプションを選択します。
- リストア マネージャで[サブミット]ボタンをクリックして、リストア操作を開始します。 [セキュリティ]ダイアログ ボックスが開きます。
重要: リストア ジョブを開始する前に、すべてのストレージ グループがオフラインになっていることを確認します。
- [セキュリティ]ダイアログ ボックスで、実稼動サーバの認証情報を入力して[OK]をクリックします。 [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが開きます。
- [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスでは、[即実行]または[実行日時指定]を選択して特定の日時を指定することができます。 [OK]をクリックします。 選択したスクリプトがジョブ キューに追加されます。 リストア ジョブの進行状況を監視するには、ジョブ ステータス マネージャを使用します。
- リストア ジョブをサブミットする前に、Exchange ユーティリティをバックアップ サーバ上のエージェント フォルダにコピーします。 これにより、ジョブが完了した後、整合性確認を実行することができます。
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