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DR 惨事復旧データの準備方法

以下の手順は、惨事復旧のたびに実行する必要があります。

DR 緊急データの準備方法

  1. DR 緊急データの OS イメージ ディレクトリへのコピーは次のようにします。 CA ARCserve Backup サーバのホーム ディレクトリの中の DR ディレクトリを検索し、データを RIS サーバの以下の場所にコピーします。
    Drive:¥RemoteInstall¥Setup¥Language¥Images¥ImageName
    

    注: お客様の環境で複数のオペレーティング システム イメージをサポートする必要がある場合は、DR ディレクトリを各 OS イメージ ディレクトリにコピーする必要があります。 たとえば、Windows XP Professional および Windows Server 2003 Standard Edition がインストールされているマシンを使用している場合は、RIS サーバ上に 2 つのイメージを作成し、DR ディレクトリを両方のイメージ ディレクトリにコピーする必要があります。

  2. ASR.SIF を設定します。CA ARCserve Backupサーバのホーム ディレクトリの中の DR¥MachineName ディレクトリで、ASR.SIF を検索します。
    1. ASR.SIF ファイルを DR ディレクトリから RIS サーバ上の以下の場所にコピーし、UUID.SIF に名前を変更します。
      Drive:¥RemoteInstall¥ASRFiles 
      

      注: UUID の文字列にハイフンが含まれる場合は、それらすべてを削除する必要があります。

      たとえば、あるソース(ユーティリティ、BIOS)から、D4E493CA-BB82-4561-8D76-CFFE3D4885BA という UUID を取得した場合、ハイフンすべてを削除すると、ファイル名は D4E493CABB8245618D76CFFE3D4885BA.SIF のようになります。

    2. ファイル UUID.SIF を開き、変更を行います。

      32 ビットの Windows の場合

      [COMMANDS]
      
      1=1,3000,0,"%SystemRoot%¥system32¥asr_fmt.exe","/restore"
      
      2=1,4990,1,"%SystemRoot%¥system32¥asr_pfu.exe","/restore"
      
      3=1,2000,1,"%SystemRoot%¥system32¥asr_ldm.exe","/restore"
      
      4=1,4000,1,"%systemdrive%¥$win_nt$.~ls¥DR_ASR.BAT","BKServerName¥MachineName >%systemdrive%dr_asr.log"
      
      5=1,4000,1,"%SystemRoot%¥system32¥drlaunch.exe",""
      
      
      

      Windows 2003 x64 の場合

      1=1,3000,0,"%SystemRoot%¥system32¥asr_fmt.exe","/restore"
      
      2=1,4990,1,"%SystemRoot%¥system32¥asr_pfu.exe","/restore"
      
      3=1,2000,1,"%SystemRoot%¥system32¥asr_ldm.exe","/restore"
      
      4=1,4000,1,"%systemdrive%¥$win_nt$.~ls¥DR_ASR.BAT","BKServerName¥MachineName W2K3 X64>%systemdrive%¥dr_asr.log"
      
      5=1,4000,1,"%SystemRoot%¥syswow64¥drlaunch.exe",""
      
      
      

      Windows XP x64 の場合

      1=1,3000,0,"%SystemRoot%¥system32¥asr_fmt.exe","/restore"
      
      2=1,4990,1,"%SystemRoot%¥system32¥asr_pfu.exe","/restore"
      
      3=1,2000,1,"%SystemRoot%¥system32¥asr_ldm.exe","/restore"
      
      4=1,4000,1,"%systemdrive%¥$win_nt$.~ls¥DR_ASR.BAT","BKServerName¥MachineName WXP X64>%systemdrive%¥dr_asr.log"
      
      5=1,4000,1,"%SystemRoot%¥syswow64¥drlaunch.exe",""
      

      BKServerName は、DR ディレクトリに含まれるディレクトリの 1 つを表しており、バックアップ サーバを意味しています。MachineName は、BKServerName ディレクトリに含まれるディレクトリ名の 1 つを表しています。

      注: 惨事復旧を実行するたびに、このファイルを変更する必要があります。 このファイルは、クライアント マシンのディスクおよびボリュームの設定を記録し、それが復旧中のクライアント マシンの最新の設定に一致するようにします。

  3. ASRPNP.SIF を設定します。CA ARCserve Backup サーバのホーム ディレクトリに含まれる DR¥MachineName ディレクトリの中でこのファイルを検索し、RIS サーバの以下の場所にコピーして、コピーしたファイルの名前を UUID.SIF に変更します。
    Drive:¥RemoteInstall¥ASRPNPFiles
    
  4. スキャン セッション シグネチャ ファイルの設定: drscans ファイルは、DRScansession ユーティリティを起動して、テープから DR セッションを取得します。

    RIS ベースのフロッピーを使用しない惨事復旧を使用する際は、FDUPDATE の値を FALSE に設定します。