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ライブラリの環境設定ファイル フォーマット

ライブラリの環境設定ファイルでは、ライブラリのシンボリック名、Enterprise Tape Library 3494 の IP アドレス、IBM Library Manager コントロール サービスによって使用される識別子、および高可用性サーバの任意の 2 つめのインターネット アドレスを定義します。 # に続くテキストは、コメントとして処理されます。

ibmatl.conf ファイルのステートメントのフォーマットを以下に示します。

libraryname address identifier address2

以下のリストでステートメントの部分について説明します。

libraryname

ライブラリのシンボリック名を示します。

制限: 32 文字

address

Enterprise Tape Library 3494 の IP アドレスを表示する値を示します。

identifier

コンピュータのホスト名を示します。 IBM Library Manager は identifier を使用して CA ARCserve Backup サーバを検索します。 identifier は、return alias とも呼ばれます。

address2

(オプション)高可用性サーバに 2 つめの IP アドレスを定義します。

注:高可用性サーバを使用していない場合は、2 つめの IP アドレスは指定しないでください。

以下の例では、ライブラリのシンボリック名は 3494a、Enterprise Tape Library 3494 の IP アドレスは 174.24.111.111、ホスト名は host01 です。

3494a     174.24.111.111     host01

このファイルに定義されている識別子の最初の 8 文字は、CA ARCserve Backup サーバ用に Enterprise Tape Library 3494 で指定されている LAN ホストの最初の 8 文字に一致する必要があります。 以下の例では、Enterprise Tape Library 3494 および CA ARCserve Backup サーバ上の LAN ホストの定義を示します。

Enterprise Tape Library 3494 および CA ARCserve Backup サーバ上の LAN ホストの定義を示した図