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SAN における共有テープ ボリューム

SAN では、各 CA ARCserve Backup サーバは直接 SAN に接続され、SAN には StorageTek ACSLS テープ ライブラリのテープ ドライブが少なくとも 1 つ接続されます。 SAN に複数の CA ARCserve Backup サーバがある環境設定では、各バックアップ サーバは StorageTek ACSLS テープ ライブラリ内の同一のテープ ドライブとテープ ボリュームのセットを制御し共有するよう設定されます。 その結果、SAN の各 CA ARCserve Backup サーバは、StorageTek ACSLS テープ ライブラリ上にあるユーザ定義のテープ ボリューム サブセットを共有します。

SAN では、CA ARCserve Backup サーバは、同じ仮想ライブラリ環境設定、同じテープ ボリューム環境設定、および同じテープ ドライブ環境設定を共有します。

Enterprise Option for StorageTek ACSLS は、SAN のすべての CA ARCserve Backup サーバ上にインストールする必要があります。 以下の図に、SAN のオプション アーキテクチャ、および StorageTek ACSLS テープ ライブラリとの SAN 通信インターフェースを示します。

SAN のオプション アーキテクチャおよび SAN 通信インターフェースを示した図