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データベース ファイル オプション

データベース ファイル オプションを使用して以下のことができます。

ファイルは、個別に、または移動ルールを使用して異なる格納場所に移すことができます。 移動ルールは、データベース全体、個々のファイル グループ、またはトランザクション ログに適用するか、個々のファイルに適用することができます。 ファイルを移動するルールを特定のドライブやディレクトリ パスに指定するか、それぞれ独自にファイル名を変更することができます。 データベースまたはファイル グループ レベルでファイル名を変更する場合は、ワイルドカードのパターンを使用してファイル名の変更を指定できます。

データベース ファイルのロケーションを変更する方法

  1. [エージェント リストア オプション]ダイアログ ボックスで、[データベース ファイル オプション]タブを選択します。

  2. ナビゲーション ツリーで、以下のいずれかのオプションを選択し、変更を適用します。
  3. [データベース ファイルのリストア方法]で、必要に応じて以下のオプションのいずれかを選択します。
    [元の場所へリストア]

    データベース レベルで適用可能です。 ドライブ文字、パス、およびファイル名への変更をクリアします。 変更を有効にするには、このオプションを選択後、[適用]ボタンをクリックする必要があります。

    [元の場所へリストアする。ただし、以下を適用する]

    データベース、ファイル グループとトランザクション ログ、およびファイル レベルで適用可能です。 リクエストされた変更を、バックアップが実行された時のファイルの格納場所に基づいて、ドライブ文字、パス、およびファイル名に適用します。

    [以下を除き、移動ルールを継承する]

    ファイル グループとトランザクション ログ、およびファイル レベルで利用可能です。 リクエストされた変更を、すでに行われた変更に基づいて、ドライブ文字、パス、およびファイル名に適用します。

  4. [データベース移動ルール]、[ファイル グループ移動ルール]、または[ファイル移動ルール]とラベルされたボックスの中で、以下のオプションの中から 1 つ以上選択します。
  5. [適用]ボタンをクリックします。

    変更がツリーに適用されます。

    注: 変更を適用しないで別の選択を行ったり、[エージェント リストア オプション]ダイアログ ボックスを閉じてしまった場合は、選択したものが失われます。

    指定したルールによって、ディスク上の同じ物理的な位置が 2 つのファイルに与えられる結果となった場合、ダイアログ ボックスの最下部、および影響の及ぶファイルとルールが適用されたオブジェクトの両方の隣のツリーに、赤色のインジケータが表示されます。

  6. 適用する変更ごとに、手順 2 から 5 を繰り返します。

    注: ワイルドカードのパターンを使用してファイル名を変更する場合で、元のファイル名のパターンが適用先のファイルに 1 つ以上一致しない場合は、ダイアログ ボックスの最下部、および影響の及ぶファイルとルールが適用されたオブジェクトの両方の隣のツリーに、黄色のインジケータが表示されます。