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十分なディスク空き容量がないために同期が失敗する

Windows プラットフォームで有効

症状:

セントラル プライマリ サーバのブランチ プライマリ サーバとの同期処理が失敗します。 CA ARCserve Backup には、ブランチ環境設定ファイルが破損しており、ブランチ プライマリ サーバを再インストールするというメッセージが表示されます。

解決方法:

セントラル プライマリ サーバに十分なディスク空き容量がない場合、セントラル プライマリ サーバのブランチ プライマリ サーバとの同期処理が失敗します。 ディスク空き容量が不足すると、CA ARCserve Backup では、セントラル プライマリ サーバおよびブランチ プライマリ サーバの環境設定ファイルを保存できなくなります。

この問題を解決するには、セントラル プライマリ サーバ上のディスク領域を解放してから、サーバ環境設定ウィザードを使用して Dashboard を設定します。 解決方法は以下のとおりです。

  1. CA ARCserve Backup セントラル プライマリ サーバにログインし、以下の環境設定ファイルを削除します。
    $BAB_HOME¥GlobalDashboard¥Config.xml
    
  2. Windows サーバー マネージャ(Windows Server 2008)または Windows コンピュータの管理 (Windows Server 2003)を開きます。

    以下のサービスを停止します。

    CA ARCserve Dashboard Sync Service
    
  3. セントラル プライマリ サーバから不要なファイルを削除して、ディスク領域を解放します。
  4. [スタート]-[すべてのプログラム]-[CA]-[ARCserve Backup]をクリックして CA ARCserve Backup サーバ環境設定ウィザードを起動し、[サーバ環境設定ウィザード]をクリックします。

    [オプションの選択]ダイアログ ボックスで、[Global Dashboard の設定]をクリックし、[次へ]をクリックします。

    注: サーバ環境設定ウィザードを起動できない場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[CA]-[ARCserve Backup]をクリックしてブランチ マネージャを開き、[ブランチ マネージャ]をクリックします。

    [設定するプライマリ サーバの種類の選択]ダイアログ ボックスが開きます。

  5. [セントラル プライマリ サーバとして設定する]をクリックし、[次へ]をクリックします。

    プロンプトに従い、必要なフィールドを入力して環境設定を完了します。

  6. (オプション)環境設定が完了した後、Windows サーバー マネージャ(Windows Server 2008)または Windows コンピュータの管理 (Windows Server 2003)を開いて、CA ARCserve Dashboard Sync Service が実行されていることを確認します。

これで、セントラル プライマリ サーバのブランチ プライマリ サーバとの同期が正常に実行できるようになります。