サーバに接続されたデバイスを検出する方法

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サーバに接続されたデバイスを検出する方法

このトピックでは、Data Mover サーバに接続されたデバイスを検出する方法、および特定のプラットフォームに接続された SCSI デバイスを検出する方法について説明します。

Data Mover サーバ

以下の画面に示されるように、すべてのデバイスは、Data Mover サーバの /dev/CA ディレクトリ内のリンクファイルとして表示されます。

すべてのデバイスは、Data Mover サーバ上の /dev/CA ディレクトリ内のリンクファイルとして表示されます。

キー

チェンジャファイル： lib:x,x,x,x
デバイスファイル： tape:x,x,x,x

DeviceSerialMap ファイルには、Data Mover サーバに接続されているチェンジャおよびデバイスに関する情報が含まれています。

Linux プラットフォーム（例： Red Hat Enterprise Linux）

すべてのチェンジャを検出するには、以下の構文を使用します。
すべてのデバイスを検出するには、以下の構文を使用します。

注： sg ドライバを使用して、すべての種類の SCSI デバイスにアクセスできます。 sg デバイスのマッピング環境設定は、/proc/scsi/sg/devices ディレクトリまたは /proc/scsi/sg/device_strs ディレクトリで参照できます。

UNIX プラットフォーム（例： SUN 10）

SUN 10 オペレーティングシステムは、st と sgen の 2 つの種類の SCSI ドライバを使用します。ドライバおよびチェンジャの種類は、/etc/driver_aliases ファイルで確認できます。以下の画面は、ドライバの種類が st で、チェンジャの種類が scsiclass,01 であることを示しています。

以下に、st ドライバ用の構文を示します。

st チェンジャをすべて検出するには、以下の構文を使用します。
st デバイスのステータスを確認するには、以下の構文を使用します。
使用可能なすべての st デバイスを検出するには、以下の構文を使用します。

注： st デバイスが使用できない場合、以下の結果が表示されます。

注：デバイスリストを /kernel/drv/st.conf ファイルから任意で取得できます。

以下に、sgen ドライバ用の構文を示します。

sgen チェンジャについては、すべての st チェンジャと同じ構文を使用します。
sgen デバイスについては、すべての st デバイスと同じ構文を使用し、/dev/scsi/sequential ファイルを参照します。
デバイスリストを /kernel/drv/sgen.conf ファイルから任意で取得できます。

UNIX プラットフォーム（例： HP RISC 11.23）

HP RISC 11.23 オペレーティングシステムで、チェンジャ情報を検出するには、以下の構文を使用します。

bash-4.0# ioscan -FnC autoch
scsi:wsio:T:T:F:29:231:262144:autoch:schgr:0/3/1/0.0.0.0.0.0:8 128 3 2 0 0 0 0 2
47 199 17 149 21 224 137 113 :3:root.sba.lba.lpfc.lpfd.tgt.schgr:schgr:CLAIMED:D
EVICE:HP      D2DBS:4
                            /dev/rac/c4t0d0
scsi:wsio:T:T:F:29:231:589824:autoch:schgr:0/3/1/0.0.5.0.0.0:8 128 3 2 0 0 0 0 1
53 125 185 26 130 50 80 249 :1:root.sba.lba.lpfc.lpfd.tgt.schgr:schgr:CLAIMED:DE
VICE:HP      MSL G3 Series:9
                            /dev/rac/c9t0d0
scsi:wsio:T:T:F:29:231:917504:autoch:schgr:0/3/1/0.0.10.0.0.0:8 128 3 2 0 0 0 0
153 125 185 26 242 88 164 118 :2:root.sba.lba.lpfc.lpfd.tgt.schgr:schgr:CLAIMED:
DEVICE:HP      MSL G3 Series:14
                            /dev/rac/c14t0d0

HP RISC 11.23 オペレーティングシステムで、使用可能なデバイスの情報を検出するには、以下の構文を使用します。

bash-4.0# ioscan -fnC tape
Class     I  H/W Path       Driver S/W State   H/W Type     Description
=======================================================================
tape     15  0/3/1/0.0.1.0.0.0  stape CLAIMED     DEVICE       HP      Ultrium VT
                           /dev/rmt/15m           /dev/rmt/c5t0d0BEST
                           /dev/rmt/15mb          /dev/rmt/c5t0d0BESTb
                           /dev/rmt/15mn          /dev/rmt/c5t0d0BESTn
                           /dev/rmt/15mnb         /dev/rmt/c5t0d0BESTnb
tape     14  0/3/1/0.0.2.0.0.0  stape CLAIMED     DEVICE       HP      Ultrium VT
                           /dev/rmt/14m           /dev/rmt/c6t0d0BEST
                           /dev/rmt/14mb          /dev/rmt/c6t0d0BESTb
                           /dev/rmt/14mn          /dev/rmt/c6t0d0BESTn
                           /dev/rmt/14mnb         /dev/rmt/c6t0d0BESTnb
tape     17  0/3/1/0.0.3.0.0.0  stape CLAIMED     DEVICE       HP      Ultrium VT
                           /dev/rmt/17m           /dev/rmt/c7t0d0BEST
                           /dev/rmt/17mb          /dev/rmt/c7t0d0BESTb
                           /dev/rmt/17mn          /dev/rmt/c7t0d0BESTn
                           /dev/rmt/17mnb         /dev/rmt/c7t0d0BESTnb
tape      7  0/3/1/0.0.6.0.0.0  stape CLAIMED     DEVICE       HP      Ultrium 3-SCSI
                           /dev/rmt/7m             /dev/rmt/c10t0d0BEST
                           /dev/rmt/7mb            /dev/rmt/c10t0d0BESTb
                           /dev/rmt/7mn            /dev/rmt/c10t0d0BESTn
                           /dev/rmt/7mnb           /dev/rmt/c10t0d0BESTnb
tape      8  0/3/1/0.0.7.0.0.0  stape CLAIMED     DEVICE       HP      Ultrium 3-SCSI
                           /dev/rmt/8m             /dev/rmt/c11t0d0BEST
                           /dev/rmt/8mb            /dev/rmt/c11t0d0BESTb
                           /dev/rmt/8mn            /dev/rmt/c11t0d0BESTn
                           /dev/rmt/8mnb           /dev/rmt/c11t0d0BESTnb

デバイスファイルが使用できなくなった場合、以下のコマンドを使用してデバイスファイルを作成できます。
```
#mkdir /tmp/tape
# mv /dev/rmt/* /tmp/tape
# insf -e
# ioscan -fnC tape
```

UNIX プラットフォーム（例： AIX 5.3）

テープメディアに関する詳細情報をキャプチャするには、以下のコマンドを実行します。

bash-3.00# lscfg -vp|grep -i -p rmt
fcnet0           U0.1-P1-I5/Q1                       Fibre Channel Network Protocol Device
fscsi1           U0.1-P1-I5/Q1                       FC SCSI I/O Controller Protocol Device
rmt30            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC723-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt31            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC721-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt32            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC6E7-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt33            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC6E5-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt34            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC6E3-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt35            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC6E1-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt38            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC703-L0  Other FC SCSI Tape Drive
rmt39            U0.1-P1-I5/Q1-W50014380018CC701-L0  Other FC SCSI Tape Drive

テープメディアのステータスをキャプチャするには、以下のコマンドを実行します。

bash-3.00# lsdev -Cc tape
rmt30 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt31 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt32 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt33 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt34 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt35 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt36 Defined   1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt37 Defined   1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt38 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive
rmt39 Available 1H-08-02 Other FC SCSI Tape Drive