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リストア セット
Exchange Server をバックアップすると、バックアップ対象として選択した各ストレージ グループ(Exchange Server 2003、2007)またはメールボックス データベース(Exchange Server 2010)は個別のセッションとしてメディアに保存されます。 オブジェクトをリストアするには、結合時に最新のバージョンを作成できるすべてのセッションをリストアする必要があります。 これらのセッションを「リストア セット」と呼びます。
リストア セットのセッション数は、使用したバックアップ方式によって異なります。
- フル バックアップ方式のみを使用してストレージ グループまたはデータベースをバックアップした場合、リストア セットには、このセッションのみが含まれます。
- フル バックアップと増分バックアップの両方を使用してストレージ グループまたはデータベースをバックアップした場合、リストア セットにはフル バックアップ セッションと、少なくとも 1 つ(複数可)の増分バックアップ セッションが含まれます。 たとえば、以下のバックアップ例では、リストア セットはフルと増分 1、フルと増分 1 および 2、フルと増分 1、2、および 3、またはフルと増分 1、2、3、および 4 となります。

- フル バックアップと差分バックアップの両方を使用してストレージ グループまたはデータベースをバックアップした場合、リストア セットにはフル バックアップ セッションと 1 つの差分バックアップ セッションが含まれます。 たとえば、以下のバックアップ シナリオでは、リストア セットはフルと差分 1、フルと差分 2、フルと差分 3、またはフルと差分 4 となります。

リストア セットを決定したら、リストア ジョブをサブミットする際に、必ずセット全体を選択していることを確認してください。
注: ドキュメント レベルのバックアップは独立しているため、増分バックアップや差分バックアップを単独でリストアすることができます(フル バックアップと組み合わせてリストアする必要はありません)。 そのため、リストア セット全体をリストアする場合は、必ずフル バックアップを選択します。自動選択は行われません。
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