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sbt.cfg パラメータ ファイル
作成後の初期 sbt.cfg ファイルは、エージェントのホーム ディレクトリに配置されます。 このファイルには、以下のパラメータが含まれます。
- SBT_HOST <host name> - 目的の CA ARCserve Backup サーバが動作するホストの名前です。
- SBT_DATA_MOVER - Data Mover の値により、すべてのバックアップ データがローカルの Data Mover に移動します。
注: 値を手動で変更するのではなく、orasetup スクリプトを実行してこのパラメータを再設定してください。
- SBT_SOURCE_NAME - CA ARCserve Backup サーバに登録されるエージェント ノード名を設定します。
注: CA ARCserve Backup サーバに登録されたノード名がエージェント ノードのホスト名と同じである場合は、このパラメータを設定しないでください。
- SBT_ORIGINAL_CLIENT_HOST <host name> - 1 つのホストから別のホストにデータをリストアする際に、元のクライアント ホストの名前を指定します。
- SBT_USERNAME <user name> - Agent for Oracle が動作するホストに接続できる Agent Technology ユーザの名前です。
- SBT_PASSWORD <password> - エージェントが動作するホストに接続できる Agent Technology ユーザのパスワードです。 この値は cas_encr プログラムを使用して暗号化されます。
- SBT_TIMEOUT <number of minutes> - エージェントが起動してからタイムアウトになるまで Oracle Recovery Manager が待機する時間(分)です。
- SBT_DESTGROUP <device group name> - バックアップ処理で使用する CA ARCserve Backup デスティネーション デバイス グループの名前です。 指定されない場合は、使用可能な任意のデバイス グループが使用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPE <tape name> - バックアップ処理で使用する CA ARCserve Backup デスティネーション メディアの名前です。 指定されない場合は、使用可能な任意のメディアが使用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOL <media pool name> - バックアップ処理で使用する CA ARCserve Backup デスティネーション メディア プールの名前です。 デフォルトでは「none」が指定され、メディア プールは使用されません。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_LOGFILE <log file path> - バックアップ ジョブのアクティビティを、指定されたファイル名に記録します。
- SBT_LOGDETAIL <summary | all> - SBT_LOGFILE パラメータで指定されたファイルに、ジョブ サマリを記録するか、ジョブのすべてのアクティビティを記録するかを指定します。
- SBT_SNMP <true | false> - CA ARCserve Backup ロガーの SNMP Alert オプションを使用するかどうかを指定します。 デフォルト値は「false」です。
- SBT_TNG <true | false> - CA Unicenter の Alert オプションを使用するかどうかを指定します。 デフォルト値は「false」です。
- SBT_EMAIL <email address> - 指定された電子メール アドレスに、アクティビティ ログのコピーを送信します。 デフォルトでは指定されません。
- SBT_PRINTER <printer name> - 指定されたプリンタに、アクティビティ ログのコピーを送信します。 プリンタは、$BAB_HOME/config/caloggerd.cfg 環境設定ファイルで設定されている必要があります。 デフォルトでは、プリンタは指定されません。
- SBT_EJECT <true | false> - バックアップ処理の終了時にテープをイジェクトするかどうかを指定します。 デフォルト値は「false」です。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_TAPEMETHOD <append | owritesameblank | owritesameblankany | owritesameanyblank> - ジョブでメディアを取り扱う方法を指定します。
- SBT_SPANTAPEMETHOD <owritesameblank | owritesameblankany | owritesameanyblank> - ジョブでテープ スパンの際にメディアを取り扱う方法を指定します。
- owritesameblank - SBT_DESTTAPE パラメータで指定されたメディアの使用を試行します。 使用できない場合は、ブランク メディアの使用を試行します。 この値がデフォルトです。
- owritesameblankany - SBT_DESTTAPE パラメータで指定されたメディアの使用を試行します。 使用できない場合は、ブランク メディアの使用を試行します。 ブランク メディアが使用できない場合は、任意のテープを使用します。
- owritesameanyblank - SBT_DESTTAPE パラメータで指定されたメディアの使用を試行します。 使用できない場合は、ほかのテープの使用を試行します。 テープが使用できない場合は、ブランク メディアの使用を試行します。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_TAPETIMEOUT <number of minutes> - ジョブがタイムアウトになるまでにメディアをマウントできる時間(分)です。 デフォルト値は 5 分です。
- SBT_SPANTAPETIMEOUT <number of minutes> - テープ スパンの際に、ジョブがタイムアウトになるまでにメディアをマウントできる時間(分)です。 デフォルト値は無制限です。
- SBT_DAYOFWEEK <true | false> - SBT_DESTTAPESUN ... SBT_DESTTAPESAT および SBT_MEDIAPOOLSUN ... SBT_MEDIAPOOLSAT の値として定義されたデスティネーション テープまたはメディア プールを、SBT_DESTTAPE および SBT_MEDIAPOOL で指定されたデフォルト値の代わりに使用するかどうかを指定します。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPESUN <tape name> - ジョブの実行日が日曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPEMON <tape name> - ジョブの実行日が月曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPETUE <tape name> - ジョブの実行日が火曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPEWED <tape name> - ジョブの実行日が水曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPETHU <tape name> - ジョブの実行日が木曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPEFRI <tape name> - ジョブの実行日が金曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_DESTTAPESAT <tape name> - ジョブの実行日が土曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディアの名前です。 未指定の場合は、SBT_DESTTAPE 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLSUN <media pool name> - ジョブの実行日が日曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLMON <media pool name> - ジョブの実行日が月曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLTUE <media pool name> - ジョブの実行日が火曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLWED <media pool name> - ジョブの実行日が水曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLTHU <media pool name> - ジョブの実行日が木曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLFRI <media pool name> - ジョブの実行日が金曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_MEDIAPOOLSAT <media pool name> - ジョブの実行日が土曜日で、SBT_DAYOFWEEK パラメータが TRUE の場合に使用するメディア プールの名前です。 未指定の場合は、SBT_MEDIAPOOL 値が適用されます。
注: このパラメータはバックアップ専用です。
- SBT_NB_BLOCKS <number of memory blocks> - SBT インターフェースが、エージェントとデータを交換する際に使用する共有メモリのブロック数です。 これは、調整用のパラメータです。通常は変更しないでください。 デフォルト値は、50ブロックです。
- SBT_APPEND_BACKUP_CMDLINE <command line arguments> - バックアップ ジョブをサブミットする際に、SBT インターフェースによって生成される ca_backup コマンド ラインに追加する引数および値です。 これは、SBTインターフェースでサポートされていないパラメータを指定する一般的な方法です。
- SBT_APPEND_RESTORE_CMDLINE <command line arguments> - リストア ジョブをサブミットする際に、SBT インターフェースによって生成される ca_restore コマンド ラインに追加する引数および値です。 これは、SBTインターフェースでサポートされていないパラメータを指定する一般的な方法です。
注: RMAN スクリプトでは、パラメータを環境変数として定義することも、send コマンドによって設定されるパラメータとして定義することもできます(Oracle 9i、10g の場合)。 RMAN スクリプトでパラメータを設定するには、以下のように入力します。
run {
allocate channel dev1 type 'sbt_tape';
send "SBT_HOST=myhost";
send "SBT_USERNAME=oracle";
send "SBT_PASSWORD=nobodyknows";
...
}
RMAN で send コマンドを使用して設定した値は、sbt.cfg ファイルで指定された値または同等の環境変数よりも優先されます。 環境変数として設定した値は、sbt.cfg ファイルで指定された同等の値よりも優先されます。
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