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エージェントがアーカイブ ログをバックアップできない
症状:
警告AW53704: アーカイブ ログが見つからないため、 バックアップされません。 (アーカイブ ログ =[アーカイブ ログ ファイル名])この警告が表示されるのは、以下の場合です。
- ディスク上の対応するアーカイブ ログ ファイルを削除した。
- Oracle 9i、Oracle 10g、および Oracle 11g を使用している場合に、RAC 環境で、アーカイブ ログの出力先として共有ディスクではなくローカル ディスクを使用している。または、各マシンがほかのマシン上のアーカイブ ログにアクセスする際に、複数のアーカイブ ログのデスティネーションとネットワークのマッピングを使用してない。
- Oracle 11g を使用している場合に、RAC 環境で、アーカイブ ログの出力先として共有ディスクを使用していても、FLASH_RECOVERY_AREA が最大サイズの制限を超過すると、新しく生成されるアーカイブ ログは、ローカル ディスク上の standby_archive_dest に出力される。
- Oracle 9i、Oracle 10g、および Oracle 11g を使用している場合に、OFS 環境で、アーカイブ ログの出力先として共有ディスクではなくローカル ディスクを使用している。または、各マシンがほかのマシン上のアーカイブ ログにアクセスする際に、複数のアーカイブ ログのデスティネーションとネットワークのマッピングを使用してない。または、フェールオーバを実行した。
- Oracle 11g を使用している場合に、OFS 環境で、アーカイブ ログの出力先として共有ディスクを使用していても、FLASH_RECOVERY_AREA が最大サイズの制限を超過すると、新しく生成されるアーカイブ ログは、ローカル ディスク上の standby_archive_dest に出力される。 このエラーは、フェールオーバの実行後にも表示されます。
解決方法:
ファイル ベース モードでこのエラーを解決するのに、以下の手順も使用できます。
ファイル ベース モードで警告 AW53704 を解決する方法
- Agent for Oracle エージェントがインストールされているマシンにログインします。
- RMAN コンソールを開きます。
- 以下のコマンドを実行します。
crosscheck archivelog all
- 次に、以下のコマンドを実行します。
delete expired archivelog all
注: コマンド delete expired archivelog all を実行すると、コントロール ファイルおよびカタログ データベースから archivelog レコード情報が削除されます。 これらのコマンドを実行する前には必ず、Oracle DBA に問い合わせてください。
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