データベース全体のリストアが正常に完了したら、次の手順として、Oracle Serverの管理コンソールを使用してデータベース全体をリカバリする必要があります。
データベース全体をリカバリする方法
SQL*Plus のプロンプトで、以下を入力します。
CONNECT SYS/SYS_PASSWORD AS SYSDBA; STARTUP MOUNT
注: 適切なバックアップ/リストア権限を持つ別の Oracle SYSDBA がある場合は、SYSTEM の代わりにその SYSDBA を使用することもできます。
RECOVER DATABASE
Oracleデータベースによって、適用する必要があるアーカイブ ログ ファイルが確認され、これらアーカイブ ログ ファイルを時系列順に指定するよう求められます。
たとえば、シーケンス番号49のアーカイブ ログ ファイルが必要な場合は、以下のメッセージが表示されます。
ORA-00279: Change 10727 generated at 95/09/15 16:33:17 needed for thread 1 ORA-00289: Suggestion : D:¥ORANT|saparch¥ARC00049.001 ORA-00200: Change 10727 for thread 1 is in sequence #49 Specify log<<RET>=suggested : filename : AUTO : FROM logsource : CANCEL
Applying suggested logfile... Log applied.
1つのアーカイブ ログ ファイルが適用されると、次のアーカイブ ログ ファイルの適用が開始されます。すべてのアーカイブ ログ ファイルの適用が完了するまで、この処理が繰り返されます。
注: 「アーカイブ ログ ファイルを開くことができない」という意味のエラー メッセージが表示される場合は、そのアーカイブ ログ ファイルが使用不可である可能性があります。 その場合は「CANCEL」と入力します。 このコマンドによって完全リカバリが停止します。
リカバリとアーカイブ ログ ファイルの詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
ALTER DATABASE OPEN;
これで、データベースは最新の状態にリカバリされました。
注: データベース オブジェクト リカバリの信頼性を最大限に高めるには、~ARCHIVELOG オブジェクトを選択してアーカイブ ログ ファイルをバックアップします。 データベースのリカバリの詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
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