CA ARCserve Backup では、SAP for Oracle のバックアップ データを別のノードにリストアできます。
以下の手順では、リストア用に別のノードを準備するために際に必要なタスクについて説明します。 SAP ツールを使用して、リストア処理を実行します。
SAP for Oracle データの別のノードにリストアする方法
注: バックアップ ノードとは、SAP for Oracle データベースが存在するノードと、データベースをバックアップしたサーバを示します。
注: pfilesetup を実行する場合、以下の画面に示すように、SAP for Oracle データベースのバックアップを実行したサーバの名前を指定します。
SAP バックアップ ログ ファイルは「sapbackup」という名前のフォルダに格納されています。このフォルダは、SAP インスタンス用の SAP for Oracle データ ファイル フォルダの下にあります。
例:
以下の例では、SAP バックアップ ログ ファイルのパスが示されています。
$ORACLE_HOME/CER/sapbackup
すべての SAP for Oracle バックアップでは、backint ユーティリティがバックアップ識別用に固有のバックアップ ID を作成します。 バックアップ ID によって、すべてのバックアップの内容を識別することができます。 さらに、バックアップ ID は BR*Tools によってバックアップ ログ ファイルに保存されます。
リストアの実行に必要なバックアップ ID の名前を知っている場合は、必要なバックアップ ログ ファイルのみを別のノードにコピーします。 バックアップ ID の名前を知らない場合は、sapbackup ディレクトリに格納されているすべてのバックアップ ログ ファイルを別のノードにコピーします。
注: ターゲット ノード上で backint ユーティリティを実行してバックアップ ログ ファイルをリストアすることもできます。 この方法を選択した場合、バックアップ ログ ファイルのバックアップで使用したバックアップ ID を特定して、リストア操作で使用する入力ファイル コンテンツ用に準備しておく必要があります。 backint ユーティリティの使用方法の詳細については SAP for Oracle のマニュアルを参照してください。
詳細については、「SAP データベースを管理するために使用できる SAPDBA および BR*Tools」を参照してください。
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