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通信インターフェース

各バックアップ サーバは、Enterprise Option for StorageTek ACSLS と直接および単独で通信します。 複数のバックアップ サーバが同じネットワークに存在する場合でも、CA ARCserve Backup サーバは、SAN に存在する場合を除いて、他のバックアップ サーバと通信しません。

注: SAN での CA ARCserve Backup の使用の詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。

StorageTek ACSLS テープ ライブラリと CA ARCserve Backup サーバ間の通信インターフェースには、Ethernet LAN コントロール パスおよび SCSI (Small Computer System Interface)またはファイバ チャネルのデータ パスが含まれています。 コントロール パスとデータ パスは異なる 2 つのパスです。

制御パス

CA ARCserve Backup サーバの StorageTek ACSLS Library Attach ソフトウェアは、Ethernet LAN コントロール パスを介して StorageTek ACSLS ライブラリに接続しています。 StorageTek Library Attach ソフトウェアは、ライブラリ リクエストを Ethernet LAN コントロール パスを介して直接 StorageTek ACSLS サーバの ACSLS Manager ソフトウェアに送信します。

注: StorageTek Library Attach ソフトウェアを使用することによって、CA ARCserve Backup サーバと StorageTek ACSLS テープ ライブラリ間の接続を確認できます。

データ パス

各 CA ARCserve Backup サーバは、StorageTek ACSLS テープ ライブラリ内の 1 つ以上のテープ ドライブに SCSI またはファイバ チャネルのデータ パスを介して個別に接続しています。 CA ARCserve Backup サーバは、SCSI またはファイバ チャネルのデータ パスを介してテープ ドライブと直接対話することによって、StorageTek ACSLS によって管理されているテープ ライブラリ内のテープ ボリュームのデータの読み取り/書き込みを行います。 SAN 環境設定では、CA ARCserve Backup サーバは、StorageTek ACSLS テープ ドライブに接続している SAN に接続されています。

以下の環境設定では、ファイバ接続テープ ドライブをサポートしています。