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セントラル サイトの環境設定

セントラル サイトの環境設定中に指定したパラメータを登録済みの各ブランチ サイトにも使用して、セントラル サイトとの Dashboard 関連データの同期を有効にする必要があります。

注: セントラル プライマリ サーバのローカル CA ARCserve Backup データベースは、標準のブランチ サイトと同様に扱われます。 ただし、このデータベースの環境設定はセントラル プライマリ サーバのセットアップ中に完了するため、手動で行う必要はありません。

セントラル サイトの環境設定を行う方法

  1. [セントラル環境設定]ウィザードを起動し、[次へ]をクリックして、開始します。

    セントラル サイトのパスおよびポートの入力画面が表示されます。

  2. セントラル サイトのデータベースのパスを指定します (このパスは、各ブランチ サイトからの Dashboard 関連データがアップロードされ、格納されるデータベースの場所です)。

    注: リモート データベースをセントラル プライマリ サーバの ASDB として使用している場合、データベース パスはリモート マシンの既存のパスである必要があります。そうでない場合、環境設定は失敗する可能性があります。

  3. 入力ポート番号を指定します。 このポート番号は、各ブランチ プライマリ サーバがセントラル プライマリ サーバにアクセスするためのものです。 デフォルトでは、ポート番号は 18001 ですが、この画面で変更できます。
  4. [次へ]をクリックします。

    ユーザ認証情報の入力画面が表示されます。

  5. AS_CDASH_USR ユーザ名に対するパスワードを指定し、パスワードの確認入力を行います。 このアカウント名とパスワードが設定されたローカルの Windows ユーザがセントラル プライマリ サーバ上に作成されます。 ブランチ サイトがセントラル サイトに接続する際、この認証情報を使用して、セントラル サイトへのアクセス許可を得ます。

    パスワードは、各ブランチ サイトをセントラル プライマリ サーバに登録する際に必要になります。 必要に応じて、Windows ユーザ管理を使用してこのパスワードをリセットできます。 ただし、パスワードを変更した場合は、このセントラル プライマリ サーバに登録されているすべてのブランチ サイトで、新しい情報に手動でリセットする必要があります。

    Windows ユーザ管理の[AS_CDASH_USR のパスワードの設定]ダイアログ ボックスには、セントラル プライマリ サーバの[スタート]メニューからアクセスできます([プログラム]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]-[ローカル ユーザーとグループ]-[ユーザー]-[AS_CDASH_USR]-[パスワードの設定])。

    注: あらかじめ割り当てられているユーザ「AS_CDASH_USR」は、認証のみを目的としたものです。 このユーザ名には、ほかに CA ARCserve Backup 権限は割り当てられていません。

  6. [次へ]をクリックします。

    セントラル サイトの[サマリ]画面が表示されます。

  7. [サマリ]画面には、セントラル CA ARCserve Backup データベースおよびセントラル プライマリ サーバの環境設定関連情報がすべて表示されます。 表示されている情報がすべて正しいことを確認してから、続行してください。 情報が正しければ、[完了]をクリックします。

    環境設定処理中に CA ARCserve Backup データベース エンジンが数分間シャットダウンされることを知らせるアラート メッセージが表示されます。

  8. CA ARCserve Backup ジョブがスケジュールされておらず、ほかと競合しない都合の良い時間であれば、[OK]をクリックして、続行します。

    ステータスを示す[環境設定の進捗状況]画面が表示されます。

  9. 環境設定処理が完了すると、確認画面が表示されます。 [OK]をクリックします。

    セントラル サイトの環境設定処理が完了します。